ライオンキング映画

映画ライオンキングをみて(ネタバレあり)

昨日映画ライオンキングを観てきた。そこそこレビューサイトとかの評価も高かったが、自分の中では直感的に爆弾案件の1つだと思っていたので、期待値はあまり高くなかったが、やはり想像通りの出来だった。

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映画.comより:アフリカの雄大な自然を背景にライオンの王子シンバの成長と冒険を描いたディズニー・アニメの名作「ライオン・キング」を、「ジャングル・ブック」のジョン・ファブロー監督が、フルCGで新たに映画化。アフリカの広大なサバンナで、動物たちの王であるライオンのムファサの子として生まれたシンバは、いつか父のような偉大な王になることを夢見ながら成長していく。しかし、ある時、王位を狙う叔父スカーの策略によって父の命を奪われ、シンバ自身もサバンナを追われてしまう。やがてたどりついた緑豊かなジャングルで、イボイノシシのプンバァとミーアキャットのティモンといった新たな仲間との出会いを得たシンバは、過去を忘れて穏やかに時を過ごしていく。一方、スカーが支配するサバンナは次第に荒れ果て、存続の危機が迫っていた。シンバの声を、グラミー賞を受賞したラッパーとしても活躍するドナルド・グローバーが担当し、ジンバの幼なじみナラ役をビヨンセが担当。2人が新たに歌唱に参加した、エルトン・ジョンによる「愛を感じて」ほか、「サークル・オブ・ライフ」「ハクナ・マタタ」など名曲の数々がスクリーンを彩る。

〜ダメだったところ〜

①おもいっきり動物なのにミュージカルきもい

超実写化なので、動物達はめちゃくちゃリアルで、映像もすごくきれいなのだが、人間がやっても違和感を感じることがあるミュージカル調(突然歌い出す)を、超動物がやるのはかなり違和感があった。

②話が古いし、微妙

令和になった現代において、王の後を子供が引き継ぐ話って、もう少しひねりが必要だったのではないか。なんか、大企業の社長を特に実力があるかどうかもわからない息子が世襲する感じがして、全く共感できなかった(せめて、シンバが王様になる理由がもっと明確に提示されればよかった。)それを考えると、ブラックパンサーはよく出来ていたなと思う。


③序盤のふり、 食物連鎖の話、雄叫びが幼い話、などが全く回収されないで投げっぱなし。

全く回収されないというのは言い過ぎかもしれないが、カタルシスが生まれているとは言い難いと感じた。


④ストーリーがぶつ切り過ぎ

いきなりサイ?とサル? 相棒になるやつが突進してきて出会うくだりなど、話に脈絡がなさ過ぎる。

⑤シンバ騙されすぎ、親死んだの簡単に忘れ過ぎ

忘れてないんだろうけど引きづってるように見えな過ぎ。
お父さんもあんな部下いっぱい従えてるんなら、一人で助けに来んなと思った。仲間連れてけよ!

⑥敵である叔父スカーの死に方が適当過ぎ

シンバが実力で勝ったようにみえない。崖から間違って転落しちゃいましたみたいな。咆哮の話とかが事前にあったのだから、シンバが崖から落ちる直前のスカーを見下ろしながら、過去に咆哮を馬鹿にされたことや、色々回想してから、咆哮をすると崖が崩れてスカーが落下するとか、何らか勝ち方にひとひねり欲しかった。

〜代替案〜

完全に思いつきだが、以下のような話はどうか。

①アウトローライオンの帰還

親父が殺されたシンバはグレてアウトローになり、 出会った部族に刺青をされて タトゥーライオンになる。その後、タトゥーをしたライオンが王になることはありえないと反対されるも、人は見た目じゃない、ソウルだ! と王になる。

②レズライオンがキング(クイーン)に

王国を追われたナラ(声:ビヨンセ) は、レズであり、シンバがいなかった間に恋仲となったメスのライオンと王座復興に乗り出す(シンバはほとんんど活躍しない。)。



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