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(美達の蔵出しオススメ) 『アパレル・サバイバル』 齊藤孝浩(さいとうたかひろ) 日本経済新聞社


<緊急「大」ニュース!?>

来たる2024年2月16日、いよいよ『天晴!な日本人』がワニ・プラス社より満をして刊行されます。
大久保、小村の他、乃木希典まれすけ、桂太郎の愛妾の、凜とした美人のおこい、高橋是清これきよ、小野寺まこと、東條英機、樋口季一郎ひぐちきいちろうの、日本人の魂を伝えます。
安倍さんの偉業とメディアについても詳述しているので、今後の参考にして下さい。
超人気のおそれあり?あっという間に品切れとなる前に、アマゾンでの予約をしといた方がいいです!よろしく!

<本文>


※2019年10月に旧ブログに投稿した書評です。ご留意下さい。


アパレル。衣料品業界です。私が獄中の人となってから、多くの商品がデフレで安価になりましたが、アパレルは、その最右翼とも言えるのではないでしょうか。その流れを引っ張ったのは、やはりユニクロに尽きます。それが今では他に、H&M、ZARAをはじめ、ZOZO、メルカリと形態も変えながら、往時のアパレル業界の様相を変えてきました。俗にいう

ファストファッション

から多様化となってきたわけです。

本書は、各メーカー、各形態の現状と未来のアパレルをテーマとして、各社の戦略、消費者の指向の変化も合わせて詳述されていました。
アパレルの革新的な流れとして1998年頃からの、

SPA(アパレル製造小売業)

があります。これは自社で生産から小売りまでを行なうという形態で、ユニクロが代表です。ユニクロ一強の中、2008年にH&Mが上陸し、ファストファッションブームとなり、今では定着しました。

それに合わせてインターネットの高速化と普及、及び、あのアマゾンの登場により、ネットでの通販が急成長し、アパレルもそのカテゴリーに入りました。店舗に出掛けなくても自宅で気軽にショッピングができる、

スマートショッピング時代

の到来です。そういう意味ではアマゾンの出現は大革命とも言えるでしょう。

現在、欧米では二つのメガトレンドがあります。

ファッションのさらなる低価格化(ウルトラ・ファスト・ファッション)
オンライン活用によるショッピング体験の改善(スマート・ショッピング)

です。本書では、低価格化としてイギリスの『プライマーク』、オンラインショッピングではZOZOが指標にした『エイソス』を挙げていました。

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2,850字
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