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『北米からの警告』 やまたつ 徳間書店
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(9月29日記)
テーマは、「カナダの社会を破壊するジェンダー政策とトルドー政権の害」でした。
著者は1991年生まれの日本人で、2017年7月にカナダに渡り、2019年に永住権を取得、日本のメディアが伝えない、真の海外ニュースを伝えるというモットーで発信している人物です。
以前は典型的な情報弱者だったと吐露しています。
カナダというと、皆さんは何を想起しますか?
英仏、2カ国語が公用語で、10州と3準州より成り立つ国で、面積はロシアに次いで世界2位、人口は約4500万人と、広々とした国です。
私は単純ですが、アイスホッケー、酒のカナディアン・クラブ、プロレスのカナディアン・バックブリーカー、巨大なヒグマのグリズリー、きこり、丸太のログハウス、寒冷地、雪と氷の純白の世界、かえでの意匠の国旗などです。
平凡過ぎますが。
そのカナダ、今、猛烈なペースで左翼国家となり、人々の伝統や安定・安全を壊しているとのことでした。
オビには、「北米の惨状は日本に差し迫った脅威!」と記されています。
目次の一部をざっと紹介すると、
LGBTビジネス
左翼が社会を破壊する手法
39年前の警告
ネオマルクス主義モデル
犠牲者イデオロギー
矛盾する女性の権利とトランスジェンダーの権利
過激ジェンダー政策の犠牲者は子どもたち
ジェンダー・アファーミング・ケアとは?
性別違和治療への違和感の始まり
ディジスターズとディトランジショナーズの出現
トランスジェンダーの子どもは金のなる木
被害者の声
元トランスキッズからの教訓
ジェンダーディスフォリアは自然消滅するのか
2011年スウェーデンの研究
見過ごされている外的要因
過激なLGBT洗脳教育
教師による洗脳
過激なトランスジェンダー思想に反対し、解雇された教師
正すのは政治家ではなく、私たち国民一人一人
見せかけの自由
カナダの現実から学ぶ日本の未来
薬物合法化社会実験
バンクーバーの薬物事情
成熟した未成年者の安楽死を可能にするべきかどうかの議論
キコウヘンドウ詐欺
1960~1970年代は地球寒冷化の危機
カナダの炭素税のウソ
グリーン・ニューディールの正体
97%の科学者の合意
キコウヘンドウを煽るのに使われた物語の今
極左活動家集団「国際連合」~本性を現した衝撃的な報告書
フリーダムコンボイ
失うことで学んだ自由の大切さ
全てを変えたコロナ騒動
自民党憲法改正草案とは
寄付金額で伝わるカナダ国民の怒り
メディア・左翼活動家・政治家による印象操作
緊急事態法をもう少し深掘り
未来のカナダ首相ピエール・ポイリエーブル
亡国の危機
世界的に左翼リベラル勢力による国・文化・伝統の破壊が起きている
などとなっています。
カナダといえば、ジャスティン・トルドーが、父に次いで首相をやっています。そのトルドー、著者によれば、極左に近い左翼リーダーで、カナダは左傾化している途上です。
ワクチン接種が義務付けされ、しない人は種々の自由を奪われた、とあります。
著者もその一人でしたが、それにより、従来の考えが変わった、緊急事態条項を設けることに疑念を持ちました。
詳細は本書で見て欲しいですが、この反応は、「羹に懲りて膾を吹く」ようなもので、単純化し過ぎるものでした。
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無期懲役囚、美達大和のブックレビュー
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