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(美達の蔵出しオススメ)『この人についていきたい、と思わせる21の法則』 ジョン・C・マクスウェル ダイヤモンド社 他、2冊


※2015年2月に旧ブログに投稿した書評です。ご留意下さい。


リーダーシップとは、先天的なものなのか、後天的なものなのか?
生まれながらに備わっている人もいるのでしょうが、大半は後天的な環境や学習で身に付く、というのが本書をはじめ、類書にある見解です。

第1章で著者はリーダーシップを『人格』であると定義しています。
人格は口先だけのものではない、才能は天賦てんぷのものだが、人格は選択できる、と述べていました。

本書では、カリスマ性、不屈の精神、コミュニケーション、能力、勇気、洞察力、集中力、与える心、独創性、聞くこと、情熱、前向きな姿勢、問題解決力、人間関係能力、責任感、心の安定、自己規律、奉仕の精神、学ぶ心、ビジョンについて、歴史上の偉人や著名人のエピソードを交えながら説いています。

リーダーのみならず、万人にとって持っていたい資質の一つである不屈の精神は心の中で生まれ、行動によって試され、業績への扉を開いてくれるのです。
また、コミュニケーションも、仕事だけではなく人生全般で必要な資質になります。生まれつきの性質というのもあるのですが、「自分は生まれつき○○だから」と言い訳ばかりでは進歩も成長もありません。

性格の根は変わらずとも、考え方と行動はいくらでも変えられ、当然、結果も変わります。
リーダーを目指さない人にも本書は十分に役に立つはずです。
ちょっとだけ、自分の可能性への扉を開いてみませんか!?

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