5月19日付手紙より返信。それと、「インド経済、総選挙について」と、井上尚弥について


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<インド経済、総選挙について>

5月6日に書いてます。

インド株をあらわSENSEXセンセックス、好調です。4月30日に7.5万台を付けてます、一時的ですが。
下院総選挙でモディ首相の再選が確実視される中、政権安定、経済成長につながる期待感からです。
海外投資家の買い越し額は3月に3509億ルピー(6500億円)、23年度では2兆821億ルピーと、20年度以来の水準になっています。

総選挙は4月19日に始まり、6月1日迄かかります。6月4日に一気に開票です。
モディ率いる与党のインド人民党(BJP)が優勢とされているので、揺るがないでしょう。
モディは日本をはじめ外国資本をうまく取り込んでいます。
実は強硬な人なのですが、外国人にはわかりません。

23年10~12月期のGDP成長率は8.4%にもなります。
株は年率10%台前半の成長によって5~6年で倍になる予定です。

個別株なら、

インディアン・オイル
タタ自動車
マヒンドラ・アンド・マヒンドラ
マルチ・スズキ
インドステイト銀行
バルティ・エアテル

が有望です。

たとえば、東京海上の投信「インド・オーナーズ株式オープン」は1年のリターン57.93%!!、2020年以来で228%!になっています。
100万なら328万になるということです。
現在、インドでは個人投資もブームになっているので、市場は活況です。
この流れは止まりません。
ただ、今は少し過熱気味なので小休止もありえますが。

また、インドでの懸念は、宗教、文化、カーストで国民間に分断と格差があることです。
富裕層が国民全体の資産に占める割合はロシアに次いで2位です。
モディもヒンズー教の信奉者で、他宗教信者には威圧的なのです。
今のところ、大きな内乱はないですが、今後の経済成長を上手に下層階級まで分配できるか、腕と器量の見せどころです。

他にも、インドは理工系の高等教育は進んでいる反面、初等教育に穴があって、文字も読めず、数の計算もできない人が多数います。
それをどう克服するかです。
と言っても14億人いて、文字、数字が大丈夫な人が2~3億人もいれば十分な市場になりますが。

今月の速報では、インド、来年、日本をGDPで抜くそうです。今の円安が続くならばですが。
若者の失業率も公式で15%と高いのも課題ですが、よほどのアクシデントがない限り、このままいくでしょう。
引き続き注目して下さい。


井上尚弥、再び全階級での最強ボクサー、「パウンド・フォー・パウンド」で世界1位になりました。
この人の本当の強さは、ダウンした折り、カウント8まで待つ、すぐに立つのは、ふらつくので、と常に最悪に備えていた点にあります。
冷静で格闘家に必須の条件です。
皆さんも常に最悪と対策を考えておけば、冷静な対処ができ、一つの自信の土台になります。
それにしても強いです。次の試合も楽しみですね。
皆さん、ご自愛を!!

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