今後の世界と、その中での日本の進路!! 『雑感86 10年20年後の日本』

(6月3日記)

今回のテーマは、「10年20年後の、国際社会での日本」です。

現在、早ければ、あるいは為替かわせの動向によっては、ドイツにGDPで抜かれると言われています。
他の統計では、今後5年以内にドイツの他に、インドにも抜かれるという報告もありました。

2050年には世界のGDPにおいて、トップは中国、次はアメリカ、インド、インドネシア、ドイツ、日本の順です。これ、日本に甘い気がしますが、こんなレベルでしょう。
経済大国ではなく、資産を持つ中等国というポジションです。

ただし、本年から半導体を筆頭に、技術立国を目指すことになったので、奇跡の日本にならない、ということもありません。
そのためには、雇用制度を改め、業績給を大きくする、ジョブ型雇用の普及など、促進しなければなりませんが。

2050年、日本、ありますかね?

ま、なんとかあるのかもしれないですが。

あと10年もすると、アメリカ、中国のG2に、プラス、インドのG3が世界の中心でしょう。次はインドネシアが濃厚です。

ちなみに2021年、世界のGDPの23.7%がアメリカ、18.2%が中国、日本は5%前後と衰退しています。

インドとインドネシアは平均年齢が若く、経済成長が確実です。
インドネシア、毎年5%以上の成長で、2040年前後には日本を超えます。
このインドとインドネシアは、ともに中国との国境や領海での紛争を抱えているので、自由主義陣営としては、自陣に引き付けておくことが肝腎です。
特に日本は、今後もアメリカが強大、かつ、日本を守るかどうか未知数ゆえ、「とにかく自国を守れる体制」にしていかねばなりません。

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