6月16日付手紙より返信。それと、「投資速報と政局、思惑」について。


<投資速報と政局、思惑>

このところ、どんと吹き上がる銘柄が続出しています。
ファンケル化粧品をキリンが買収するとなり、ファンケルも賛同し、1884円から始まり、2284円で6月14日を終えてます。
買付価格は2690円を提示しているので、まだ上がるでしょう。
1884円が2690円なら+806円の42%アップ、信用買いで3.3倍、ま、3倍としても軽く100%、倍になります。
目の前にお金が落ちてるのと同じですね。

さて、状況によって短期か、それ以上か分かれますが、今、注目しているのは、

ANYCOLORエニーカラー
東建コーポ
メイコー
マクセル
TOPPAN

スタンダード市場では大注目が伊勢化学です。
これも先週大きく吹き上がりました。
同市場では、

Hameeハミー
サン電子
Japan Eyewear Holdings

が熱いです。

グロース市場では、

クオリプス
インテグラル
カバー
ウェルスナビ
QPS研究所
AHC
アイビス

です。

ぼーっと見るのではなく、
今期と来期の業績、そこからどれくらい上積みになったか、
出来高を過去1年、6ヶ月、3ヶ月、1ヶ月、2週間
とチェックして減ってないこと、
できれば近時に増えてること、
を加味して決めます。
これくらいは1銘柄につき、皆さんにはネットがあるので2~3分でやって下さい。
じっくりの人でも10分あれば1つ終わるでしょう。

さらに会社のホームページも見てみます。最近の情報を発信していれば尚、グッドです。
保有してる時も上げ下げで一喜一憂せず、業績、出来高、会社情報を常にチェックします。
これをしなければ、うまくなりません、中・短期でやりたい人は!

基本はじっくり積み立てで、5年10年15年と着実に資産は増えます。
自分に能力もない、性格も向いていないのに中・短期売買をやると損するだけです。
本当の賢さや自律心、自制心のない人は、欲にかられてしまいます。
愚かなことなので、何よりも堅実で、法外な欲を持たないことです。

業績面では過去何年分かもチェックします。波が大きい企業は要注意です。
出来高が以前より減っていても、増えてきているならいいでしょう。
同じ+30%の利益増でも、それまでの流れがあるので、A社とB社に対する評価は異なります。
「自分がどう考えるかではなく、市場はどう考えるのか」という思考をして下さい。
ケインズの「美人コンテストの理論」です。
先週、6月14日の出来高、久々の20億台ですが、上昇のステップになることを望んでいます。

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