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いつの間にか弱体化してしまった日本の地位と購買力の原因とは?! 『買い負ける日本』 坂口孝則(たかのり) 幻冬舎新書


<『天晴!な日本人』、発売中です!>

拙著、『天晴!な日本人』、発売中です!
おかげさまで「じっくり、堅実に」売れているとの連絡が編集者よりありました。
皆さんのおかげです。感謝しています。
今後も、アマゾンのレビューへの投稿も待っています!よろしく!


<本文>


(2023年8月4日記)

テーマは、「資源・原料・食料を、買い負ける日本の危機と、対策」です。
オビには、「日本は値段で負け、スピードで負け、戦略で負けた」とありますが、これは、かなり以前から言われてきた事実です。

著者は、調達・購買を中心としたコンサルタントです。

目次の一部を、ざっと紹介すると、

売ってもらえない国、日本
半導体を売ってもらえない
日本はどれだけ買い負けたのか
半導体の流通ルートと構造的問題
政府の動き
日本企業の認識のズレ
木材を売ってもらえない
ウッドショック
日本を支えている下請したうけ構造の障害
買い手の慢心
品質追求に起因する調達難
冷静なコスト計算の欠如
全員参加主義・全員納得主義
変化対応力と柔軟性の欠如
日本が売ってもらえない国になるまでの歴史的系譜
誰も責任を取らず将来に投資をしなくなった日本
人材が固定化する日本企業
脱出するための12の提言
トップは仕入先トップと積極的な交渉を
コスト評価の徹底を
自己を否定し新たなビジネスモデルを
人材の流動化と賃上げを
外国人材にも学びの場を

などとなっていました。

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4,109字
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