(美達の蔵出しオススメ)善く生き、豊かに暮らすためにも、人生計画を立ててみよう。

※2015年3月に公開した書評です。ご留意下さい。

知っている人、どれくらいいるでしょうか?

著者は、慶応2(1866)年生まれです。11歳で父親を喪い、苦学して学者になりました。その著者が25歳の時に人生の計画を立てたのです。40歳迄は勤倹貯蓄で生活安定の基礎を築き、60歳迄は専心究業(一心に仕事に打ち込む)、70歳まではお礼奉公、70歳以後は晴耕雨読という計画でした。

実際に余生では17余りの団体の会長などを務め、財産のほとんどを社会事業に寄付しました。では、どのように実行したのか、が非常に参考になります。


人生計画の立て方
本多静六
実業之日本社
2013年5月発売

「人生計画は決して自由を束縛するものではなく、かえって拡大充実をはかる」としていました。

「人生はある限り、これすべて向上への過程でなくてはならない」

仕事の進め方、正しい人生観、希望の持ち方、人間の基盤の作り方など、一度は目を通してほしい書です。

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973字
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