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歴史上、外交で卓絶した三人の事蹟をたどる 『歴史に残る外交三賢人』 伊藤 貫(かん)

(11月23日記)

本書のテーマは、「近現代においての傑出けっしゅつした三人の政治家の軌跡」でした。
その三人とは、タレーラン、ビスマルク、ドゴールです。
タレーランは、フランス革命期からナポレオン帝政時に暗躍した政治家でした。
ビスマルクは、35の諸侯国と4つの自治都市を統合して、ドイツ帝国を創った宰相です。
ドゴールは、第二次世界大戦から1970年にかけて、フランスをリードした政治家でした。
本書、275ページのうち、194ページがビスマルクの記述で、タレーランは約30ページ、残りの約50ページがドゴールとなっていますが、タレーランもドゴールも、うまくまとめていました。

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