日記#83


旅の終わりに聴くFriend Shipが1番効く。

先月、今月と推し活や友人との予定で何度か遠方へ泊まりがけで旅行をしています。

行きはよいよい帰りは怖いという言葉がありますが、東北の方言で「こわい」は「疲れた」を表すので、行きは元気だけど帰りは疲れてへとへと、みたいなことをよく表現している言葉だなぁと思います。

言葉の意味を、ちゃんと調べたことがないので調べてみたら童謡から生まれた言葉だそうで。

調べなくてもいいのに、こんなにも思考がとっ散らかるのがまさに旅行の終わり。
別にそこまで考えたり語らなくてもいいのに、帰り道の疲れが出てくる頃にこうなりがちです。

友人の運転で夢の国へ行った時は、友人の「文章読解は答えがないから国語が苦手」という発言から、それはなぜなのか、の議論が始まりました。

"文の中にある答えを導き出すための読み方"がわからず、文章読解の法則のようなものを理解することが出来ていないのではないか、そしてその出来ないことや分からないことへの反抗として「答えがないから嫌い」がキラーワードのように出てくるのではないか。
「点Pが動く意味がわからない」という数学への文句も同じようなものではないか。
という話を延々としていました。

覚えているのが上記の内容だっただけで、他のことはまったく覚えていないくらい会話にまとまりもなければ唐突に始まる議論なので、私自身考えがまとまらないまま話すことも多々。

特にこの運転手の友人とは特に推し活遠征をする頻度が高いですが、基本的に別れ際の方がお互いよくしゃべる気がします。

そんな風に別れ際に会話の盛り上がりが生じるので(内容はさておき)、友人らと別れた時に襲いかかる寂しさがとにかく尋常じゃない。

3分後にまた会いたいけどとても疲れているので出来れば風呂に入って寝たい。でも夜会えるならご飯くらいは行きたいみたいな。

友人達にも家族と同居していたり恋人がいたり、もちろん私以外の友人もいるし、私もそれは例外ではないし、今生の別れでもないのですが、とにかくその場を解散するのが惜しい。

そう思える友人にこれまでの人生で出会えていることが幸せです。

そんな友人達と別れ1人になった時、
イヤホンや車のオーディオで音楽を聴こうとすると、つい再生してしまうのが星野源さんの「Friend Ship」。

ラジオのエンディングでかかる曲です。

合流してすぐの楽しみで仕方がない朝のこと、ランチに何を食べるか悩んだ時間、ライブの感想で盛り上がったホテルの夜、議論盛り上がりすぎたあの時間も、ハイライトのように思い出されて、その日のエンディングが始まる感覚があるというか、なんとなく旅の〆に聴きたくなります。

今日は1人旅。じっくりと、Friend Shipを聴きながら思い出すのは、デビューが決まった推しのこと。
おめでとう、ありがとうの気持ちを噛み締めて、明日からまた頑張るために次はContinuesを聴く。明日の朝はSUPER EIGHTの「今」を聴く。

そして、デビューした彼らの曲が、これからの私の旅や生活を彩る音楽になっていきます。
CDが手元に届く日が本当に楽しみです。

またとっちらかった。
新幹線が駅に着くまで、あと5分。

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