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保護猫ふくちゃん成長記録2:【吸うこと】

うちに来てまだ4日しかたってないのに、毎日気を張っていたせいか、もう一ヶ月くらい経ったようなきがします。

10日
家に来てからミルクを飲まない。
哺乳瓶を嫌がる。
病院でも2回は飲んだけど、3回目は哺乳瓶を拒否するので、シリンジで強制給餌したという。。

なんとか栄養と水分をとらせたいために、試行錯誤。

1.吸う力が弱いので乳首の穴を大きくした
これは、コーラの一気飲みのようになってしまい、むせて危険。
2.乳首の穴を少しだけ大きくしてみた。
哺乳瓶から外した乳首のみ使用。
乳首のくぼみにミルクを入れるとポタリと一滴落ちるくらいの穴にした。
その乳首を温かいミルクを浸してにおいを付け、口に突っ込み、吸い始めるタイミングで乳首の反対側からスポイトでミルクを補給する。
瓶がないので陰圧にならないから、けっこう飲んでくれる。といっても2CC程度。でも、吸う力がついてくるのを感じる。時々ひっぱっても取れないくらい吸い付く。

どれだけ飲んでいるのか気になるので、飲ませる前にはかならずおしっこをさせてから体重を計り、飲ませた後にも体重を計って、正確に飲んだ量をはあくするようにした。

10日(木)夜は4回も起こされて、眠い。。
遠い昔の子育て時期の思いがフラッシュバックする。
(実はうちは1歳1か月違いの年子で、3年くらい朦朧としていました。)
11(金)の夜は3回だった。
12日(土)昼間、哺乳瓶の使い方を工夫する。
最初数口は普通に哺乳瓶で飲むけど、どんどん吸うと瓶の中が陰圧になり、にっちもさっちもいかなるなるっぽいので、瓶の口を回して、点滴の速度を調整するようにミルクの出方を調整してみた。
あまり多くてもむせるし、少なくても出てこない。ちょうどいい塩梅のところ。
そして、すぐに口から外してしまうのは飲みたくないわけではなく、外れてしまうだけ。なるべく外れないように指先で頬の横から支える。
のどにまっすぐ入っている限り寝なければ飲み続ける。

ふくちゃんの飲む力が強くなったのか、私のやり方が上手になったのか、昨日初めてまとまって5CCのんでくれた。まあ、何回か休憩しながらだけど。。
そして夜、いっぱい飲んだからか、わたしが疲れ果てたのか、朝まで鳴き声にきづかず、5時ごろ起きたら、おしっこ漏らしてべたべたになっていた。一応ホッカイロで保温してるので、大丈夫だったけど。。
刺激しなくてもおしっこできるようになったのかな。これはイイ事かな?これからは吸水シートを敷いておくことにする。

13(日)今日はかなり楽に哺乳させることができた。夕方出かけるので、やり方を旦那に教えたら、一人でやってくれた。

さっき恵比寿ハウスをのぞいたら、吸っている夢をみながら寝ているすがた。。かわいいやらうれしいやら。

胎盤付きで放置されてたということは、親のおっぱいを一度も吸ったことがないだろう。

吸いたい本能はあるけど、吸う技術がない。
それを吸う方向へ向けることが出来た達成感を感じます。

ま、ほっといても吸ったのかもしれないけどね。

さて、次の課題はうんち。

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