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ブランドこそが企業の命なのか(『インベスターZ』第101話)

三田紀房による投資マンガ『インベスターZ』の連載を題材に、経済アナリストの森永康平氏(@KoheiMorinaga)が、投資・経済・お金についての理解を深めるコラム・Q&Aを連載する「お金の偏差値を上げるマガジン」 。(毎週火曜更新)

今週の『インベスターZ』第101話では、前回に引き続き投資部メンバーで「100年続く企業」の秘訣についての話し合いが行われています。財前が出した100年続く老舗経営の極意は「バカは切る」ということ。その真意とは…!?

森永氏による解説コラムでも同じく100年続く企業をテーマに、企業の「ブランド力」という観点から深掘りしていきます。

ぜひ、今週も一緒にお金の偏差値を上げていきましょう!


『インベスターZ』第101話:「阿保はあきまへん」

            
                           (つづく)

第101話コラム:「ブランドこそが企業の命なのか」

経済アナリストの森永康平氏(@KoheiMorinaga)による、毎回の『インベスターZ』連載話を題材にした、投資・経済・お金についての連載コラム。気軽に楽しく読めて、「お金の偏差値も上がる」コラムをお届けします。

 100年続く老舗企業の経営の極意は「バカは切る」こと、という刺激的な財前の言葉から始まった101話でしたが、その内容自体は至極まっとうなものでした。

長く企業を存続してきた経営者は血筋よりも企業の存続を優先するために、身内であっても無能であれば容赦なく切り捨てて、外部から優秀な人材を集めるということでした。日本では政治家の世襲が事あるごとに非難の対象となりますが、それとは大違いですね。

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