神の見えざる手の裏側にあるもの(『インベスターZ』第127話)
三田紀房による投資マンガ『インベスターZ』の連載を題材に、経済アナリストの森永康平氏(@KoheiMorinaga)が、投資・経済・お金についての理解を深めるコラム・Q&Aを連載する「お金の偏差値を上げるマガジン」 。(毎週火曜更新)
今週の『インベスターZ』第127話では、相手より「良い物件」を探すため、それぞれ街を巡る慎司と財前。
下町を歩き回り、そこで出会った職人さんから話を聞く慎司。一方財前は、気になる物件のオーナーさんと話をするが、子供だからと全然相手にされず…。状況を改善するために財前がとった手とは?
森永氏による解説コラムでも、本エピソードをもとに、「売り手と買い手のやり取り」というテーマをお金のプロの立場から掘り下げて解説します。
ぜひ今週も一緒に「お金の偏差値」を上げていきましょう!
『インベスターZ』第127話:「長屋の住人」
(つづく)
第127話コラム:「神の見えざる手の裏側にあるもの」
財前が売主のおじさんとの交渉につきました。おじさんはそもそも子どもとは交渉する気はなく、金主であるおじいさんと対話しようとしています。
財前も美雪ちゃんもこの売主の態度には不満そうですが、それはそうなるよな、と思います。まさか中学1年生が数千万円の不動産を買いに来るとは思いませんからね。
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