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【経営/仕事のコツ】インパクトが大きい所を狙え!

経営だけにとどまらずマネジメントや個人の仕事、さらには商品開発やビジネスモデルを決める時でも重要なことは『インパクトが大きい所』を優先すること。このピントがずれていると成果を出しにくい。結構ズレている人が多いから要注意だ。これが重要なことだと知っておくことが大事。

1.インパクトが大きいとは?

人が動けばそこにコストが発生している。これは事実。だから同じ時間ならば最大効果を上げられることを選択すべきだ。それを私は『インパクトが大きい所』と言っている。

2.同じ動きなら効果が大きいことをしよう

例えば建築業でなるべく原価を抑える方法を検討する。建築の原価を分解すると、基礎、外壁、構造材、屋根、タイル、クロス、設備、建具、照明・・などなどかなりの数の工種が発生する。そこで個人的にも話しやすいからまずは照明の会社と話そうと動き出すのはダメだ。動きはじめた根拠に思慮が無さすぎてこれはビジネスでは判断ミスとなる。

この場合の判断の基準は、例えば室内の照明は全部で20万円程度。構造材は300万円、屋根は100万、外壁は80万とすれば、まず着手すべきは金額の大きい構造材のところから検討すべきだ。20万円を1%改善して2,000円安くなるのと、300万円を1%改善して3万円安くなるのでは同じ1%でも業績に与える影響は全く違う。こういうことが『インパクトが大きい所』を狙えという意味だ。

3.優先順位をつける物差しはインパクトの大小

営業活動の場面でも、どの層のお客様が一番契約率が高いのか、どのお客様が一番買っていただけるのか、社内の解決すべき事案がある場面でも、どれが一番業績に影響を与えるのか、それらを見定めてインパクトが大きい所から順次手を付けていくことが望ましい。個人の仕事もそうだが、指示をする人は特にこのインパクトが大きい所を見定めて的確な指示が必要だ!!

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