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言いたいことも言えないこんな世の中で、毒にも薬にもならない言葉を。

「空が夕焼けに赤く染まる、その美しさに身を委ねるだけで生きる喜びを感じられる。」

という心情を伝えるために記事を書き始め、気付けばいくつかの文献や引用などを駆使しながら7000文字くらいの記事を仕上げようとしていて、馬鹿らしくなってやめた。

僕が感じた感動は、「そう」じゃない。

作り物よりリアリティが好きだと言いながら、何かを伝えるために「上手くやろう」「正しくあろう」とし、結局あまり多くのことを話せなかったのがこの2022年だったように思う。

名言は好きです。でも、名言を言おうとする人は嫌いです。(タモリ)

そうして下書きばかりが増えていった。

ついでに言うと、晴れた日に布団を干すだけで人生は豊かになると思う。

今年の僕は、「新しい取り組み」と「別れ」を繰り返していた。

数は少ないけど、改めて読み返してみると前半はなんだかコミカルな文章をたくさん書いていたように思う。

昨年の振り返りnoteから今年の前半、そして後半までの流れを思い返してみると

一周回ってハイになる

新しいことに取り組む

責任感と戦いながら一つずつ乗り越える

同時進行でいくつかの別れを経験する

ニュートラルな気持ちでなんだかんだ元気にやっている

みたいな感じだと思う。

たぶん僕は、少し前の自分に比べて色々なことに「慣れて」しまった。

そんな自分が今「心を動かされる事象」分類すると以下の2つだ。

・やったことないことをやる
・自分の琴線に正直になる

フリーランスになり1歳数ヶ月。

良くも悪くも身に纏っていた「プロの鎧」みたいなものを脱ぎ捨て、自身の弱さや面倒臭さとも向き合いながら、それでもその面倒臭さがあるからこそ生まれる頭の中の「肖像」や「感傷」を、写真や言葉にしていきたい。

自分で自分を縛っていたものから解放する。

そう。

来年の僕の目標は、

「全裸」だ。

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