感動!お祝い会でサプライズ。家族や会社から愛される人生とは
誕生、入学、成人、就職、結婚、出産・・・
人生にはいろいろな祝い事があります。
そんな素晴らしい節目に、誰から、どんなふうにお祝いされるかは、それまでの本人の行動が大きく関係します。
例えば会社を退職するとき、
「あいつが辞めてせいせいする」と思われるのか、それとも
「辞められると困るので残ってほしい」と言われるのか。
その人自身が会社や同僚、部下、仕事に対してどのように接してきたのかが現れる瞬間です。
定年のお祝い会
3月31日、定年のお祝い会を開催しました。
今年定年を迎える2人に、これまでの感謝の気持ちを込めたセレモニー。
ですがこのご時世、あまり派手なことはできません。
できることをやってみよう。
ということで、会場の飾りつけは自分たちで行いました。
飾りつけを行ったのは現役の現場監督。
作業の指示が的確で、あっという間に完成しました。
オリジナル動画も作成。
当事者の二人以外の社員にメールを送り、写真や動画を集めました。
出てくる出てくる何十年前もの写真。
仕事中の写真、社員旅行や趣味の写真、宴会のおちゃめな写真。
そして42年前の入社時の社員カードも引っ張り出して動画を制作。
社長チェックも完了!
最大のピンチ!サプライズがバレる!?
サプライズには家族からの感謝のお手紙。
事前にご家族に連絡を取るために自宅へ電話をかけるも出てくれず、その後、まさかの本人から「会社から電話あったと家内から連絡あったけど、家に電話した?」と本社に連絡が!
やばい!
バレてしまう!
総務部に激震が走り緊急会議の末に出したのは「え?間違いじゃないです?」としらを切る、というなんともずさんな対応。
その後、再度ご家族に連絡を取り、なんとか最大のピンチを切り抜け、奥様と娘さん2人からお手紙をいただくことができました。
ドキドキのお祝い会当日
入場曲はヒステリックブルーの「春〜spring〜」でしたが、タイミングが合わずバタバタでした。
出だしから慌ただしい。
開会の挨拶のあとはお食事会。
昔の写真を鑑賞して「どれが誰?」と、ちょっとしたクイズタイムになりました。
さぁ、いよいよサプライズの時間です。
まずはお二人に花束贈呈。
そして!
オーベルジュ土佐山のペア宿泊券もプレゼント!
大切な方と一緒に過ごしてもらいたいと、社長が直接ホテルに交渉して用意しました。
そしてみんなで動画鑑賞。
建築部のメンバーは「匠」がテーマ。
保育園、学校、事務所、店舗、庁舎、テナントビル、ホテル、マンション、老人施設・・・など、人々の記憶、そして思い出に残る建物を作ってこられました。
まじめで、温厚で、面倒見がよく、そして努力家。
コミュニケーション能力も抜群です。
土木部のメンバーは「プロフェッショナル」がテーマ。
仕事に、趣味に、全集中!
いつも周りを明るくしてくれる、おちゃめなキャラクター。
社内イチのアイデアマンで、書類や掲示物のデータは会社の大きな財産になりました。
気持ちを盛り上げたところで、家族からの手紙を朗読。
ここには書き表せないくらいの感謝と愛情が詰まった内容に、会場中が暖かい空気に包まれました。
お二人からのスピーチ。
言葉を詰まらせ男泣きする姿に、こちらまで胸が熱くなりました。
退場は拍手でお見送り。
最後は会場中が笑顔で溢れます。
コロナ禍で、できることが制限され、お祝い事も遠慮される中、無事お二人の定年をお祝いすることができました。
決して豪華ではないけれど、心のこもったお祝い会。
家族、会社、部下に愛されているお二人だからこそ、このような素敵な会になったのでしょう。
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