トゥルーマン・ショー(1998)

以前、どこかで友人が「いいよ!」って呟いていた気がしたので、見てみました。

アメリカの映画。
原題:The Truman Show

ある男が24時間365日ノンストップで生配信されていた、というお話。
街も作りもの、行き交う人々はエキストラ、ディレクターの指示で起こる様々な出来事。。。

見ていて思ったのは、ディレクターって神なのかな。。。ってこと。
(エンタメ業界で、映像作品作ってたら神に値するのか。そりゃそうか。)
そして主人公は、生まれた時から放送されてたってことは、、、

誰かに監視され続けているようで、見守られているようにもみえた作品。
監視って書くとマイナスイメージに見えがちだけど、ディレクターは監視してたって印象でした。
ただ、善意の視聴者は、ひたすらに見守ってただけに思った。ラストシーンで特にそう思った。

人が産まれて、育って、色々なことがあって、何を感じて、どんな行動をして、何かを疑って、何を信じて。
主人公は、社会人になってから自分の生活が少し変だと思い始めたところから物語が始まるけど、普通に誰からも操られてない状態で生きている人でも、自分の生活が変だとか違和感があるとか居心地悪いとか感じることがあるように、そこに気がつかなければそれでいいわけで。
主人公も、作られた世界の中で幸せに生きていただけで、変だとも思わなければそれが幸せだったわけで。

周りからみたら変なことでも、それが変だと気がつかない、ってことは多々あるので、ちょっと自分を俯瞰して見てみたら?って言われてる気分になりました。

予告動画が貼ってあったサイトがあったのでURL貼っておきます(ストーリーにはネタバレが書いてあったけど、意図して開かなければ読めないかと思います)

今現在、アマゾンプライムで視聴できます。

本音の感想。

私がもし全世界に配信されていたとしたら、視聴率マイナスで訴えられそうだな。。。って思っちゃいました。

以上です。おしまい。

よろしければサポートをお願いいたします。いただいたサポートは、今後の撮影機材費・遠征費としてありがたく使わせていただきます。