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ライフオーガナイズにおける習慣


「ライフオーガナイズ」とは何ぞや?

私の、ライフオーガナイズにおける"習慣"。

そもそも、「ライフオーガナイズ」の概念からの説明になるのですが、

ライフ-life-自宅などの空間・そこにある物だけでなく生活習慣や暮らし全般を整えること。そして、その質を向上すること。

を指しています。

要するに、
広義的な意味での"生活"を整えること。
そこに居る人(家族)の心や習慣の整えも含まれます。

これが「ライフオーガナイズ」。

これは私自身が意図する概念で、
ライフオーガナイズは、私が所属している日本ライフオーガナイザー協会の造語です。

詳しくは、協会のHPをご覧いただけたらと思いますが、
私自身のライフオーガナイズに対する向き合い方をお伝えしたいと思います。  


Mindset in Life Organizing


さて、私のライフオーガナイズにおける"習慣"。
ここで言う"習慣"とは、"心掛け"という意味で、
私がオーガナイズする上で、気をつけていることを挙げてみます。

I :違和感を見逃さない

生活していると、時々気になる物やこと。
家族に対する気持ち。
この違和感は、良いことだと嬉しいのですが、もしかしたら反対にストレスの元かもしれません。
ストレスは増やしたくはないので、気づかなかったふりや無視はせずに向き合うようにしています。

II:なるべく早めに手を打つ

放置が重なると、チリツモになり、
どんどん取り返しが付かなくなっていくこともあります。
違和感や思いは、早めに解決に向けて手を打ちます。

Ⅲ:時期を決める

放置しないように、スケジュールを見ながら最適な対応時期を決めます。
準備期間が必要な時も。
スケジュール帳に記載したり、宣言したりして、対応時期を表現します。


Ⅳ:自分(家族)を知る

ライフオーガナイズは、人をまず主体として整理を行っていきます。
自分や家族の嗜好・クセ・思考・性格などを知る作業をします。
または、直接問います。
そして、相談したり熟考します。
そうした方が「こんなはずではなかった」や「使いづらい」といった減らし、繰り返しません。


Ⅴ:緩く分かりやすく

物や空間の整理をした後、収納になるのですが、
我が家はあまり細かく仕切るのが得意ではなく、緩く仕切ってあとはラベリングなどで分かりやすくしています。
特に小さい子供は、まだ整理収納の意義を理解していないので、
細かく仕切ることを教えると、たださせられているだけの面倒くささを感じて、嫌になってしまうかも。
整えるはずが反対にストレスになると、本末転倒になります。


Ⅵ:ハードルは下げる

上記のⅣとも関連するのですが、ハードルを上げた状態でなかなか達成できないのは、ストレスになります。
スケジュールや忙しさで、毎日をこなすのにいっぱいだったり、メンタルの状態が良くないことは誰にでもあること。
そんな時には目標通りにいきません。
また、ただの義務として意識してしまうと、やる気がなくなり、目標は達成できないかも。
(勉強や仕事などもそうだと思います。)
そんな時、自分や家族に少しやさーしく少しあまーくして、
少し目標のハードルを下げる。
「なんだ、これなら出来そうかも」というスモールステップが生まれます。


Ⅶ:潔く切り替える

これも、ⅤやⅥと関連しています。
理想や目標に届く前に残念な結果が見えることがあります。
悔しくて塞いだり立ち止まってしがみついたりするかもしれないけど、
執念を捨て、気持ちをなるべく早く切り替えた方が、暮らしも楽になるのではないでしょうか。


要は、Lifeのぶれない土台

Quority of life(生活の質)の向上

私が看護師をしていた時に盛んに使われていた言葉で、これを入院患者さんの看護目標に挙げることも多いです。
終末期医療においては人生を全うする意味でも使われ、医療用語ともなっているこの言葉ですが、
何も特別ではなく、一般的な生活全般に当てはまることに、医療現場を離れてから気づきました。

上に私が挙げた"習慣"は、
少しでもQuority of lifeの向上を目指すための、私なりの方法で、土台でもあるんだと思います。

お家が崩れないように基礎が組まれているのと同じように、
土台はぶれない方が良い。

ぶれない土台、
あなたはどんなことを挙げましょうか。


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