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推しとの攻防


元々オタク気質です

親にはたまに言われますが、私自身も認めています。
生まれてこの方、様々な物事にハマり、突き詰め、推しを愛でるということをしてきています。

「ファン」という言葉が「推し」に変わる前にも踏み入れては齧り、
20代の時には推しに対する情熱はHP(ホームページ)作成という次元にまで行ったこともありました。
当時はホームページビルダーというソフトを使い、丁寧に、シンプルカッコよくを目指し、
HTMLのみならずCSSという魅せ方まで勉強しHPに多用していた記憶があります。(この時点でぽかん???の方もいらっしゃるかと…)
推しを通して、そんな技術まで序でに取得してしまいました。

最も、それははるか遠く、
20代後半~30代は暫く「推す」ということから離れていたのですが、
ここ数年で戻ってきました、「オタク気質」が!

ああ、ここでこのページを閉じる方もいらっしゃるかも。。

私は40代にして、「推し活」に足を踏み入れてしまいました。今の私がHPを作成するとしたら、もう自分で一から作成というのは難しいとは思いますが、
内容は20代の頃と変わらない気がします。

そんな訳で、現在の「推し活」事情についてと、推しとの攻防について書きます。


SNSやメディアに追いつくのに必死!

何となく私の推しがお分かりの方は、「ああ~そうだよね~」とピンと来るとは思いますが、

最近のグループ活動には、SNSでの周知活動というのが必至。
私の推すグループは、元々は事務所が所属タレントの肖像権にとても厳しく、メディアで顔写真を気安く扱うことはできなかったし、タレントも自ら周知活動をすることはなかったのですが、
今ではご時世に合わせて緩くなり、タレントやグループがSNSを開設したりすることも増えました。
特に、推しグループはSNSフルコンボ状態。
若い女性ファンが多いので、SNS世代に合わせての対応だと思います。
デビュー前から地道に活動を続けてきた甲斐もあり、今では大人気のグループにまで伸し上がってきました。

因みに、発信している媒体は、
HP・ラジオ・YouTube・Twitter・Instagram・TikTok・Weibo(中国向け配信)…

うーーーん、フルコンボ。

更に、それぞれの媒体に、
事務所・ファンクラブ・レコード会社・ラジオ局・個人・各々がレギュラー出演しているメディア
と、複数のアカウントがあり、正直追いつくのに必死です。
TikTokなんて、フォローしている推しの以外は見たことないのですが…(そこらへんで歳がもうバレる)
TikTokは今ではYouTubeと変わりない配信媒体として認知されていることは知っていますが…
観る世代が違う…と逃げています。。

そんな40代なのですが、SNSを追いかけつつ、更に推しに関するニュースなどを観つつ
(ニュースアプリ内でキーワードでフォロー)、
メディア・雑誌などの出演媒体をチェック。

…今って、推すの、結構大変ですね。
と推し活を始めてから知りました。。

だけど、好きな人のことを見たい・知りたい・感じたい(笑)という情熱は、
大変という状態を超え、寧ろそれが快感にすら……止めときます。

しかも、ライブや舞台などもこなす彼ら。
そのチケット争奪戦にも参戦しないといけないのです。
ファンクラブ(FC)に入るのは必至、FCに入ったとて、チケットを手にする為の倍率は高く、祈るように抽選結果日を迎え、その結果に一喜一憂するのです。


ただ、推しに会いたい

と、その為にファイトした数に対し、勝利したのはほんの数件。
いや、私はまだ2件ほど、、涙

その1つは念願のライブでしたが、
ライブに行く前に、着ていく服装を考え、グッズを買ったり準備したり。
…客観的にこうして書くと、「40代が若い子に交じってなにやってんねん!!」と突っ込みたくもなります。
(と、多分夫には思われています)

でも、推し達を近い距離を見れたことに歓喜し、興奮し、享楽した時間、
それはそれは充実した幸せな時間でした。
生ものに会い、ライブ感を感じ、その時間を共有できたのは、何物にも代えがたい至福でした。

そういう昂ぶりを与え続けてくれる。
だから、止められないんですね。


推しとの攻防

ただ、推しは自分たちを魅力的に映えさせるのが仕事ですから、どんどん攻めてきます。
それが、有料コンテンツやグッズ販売、雑誌などの有料媒体。

あ、書いていて、急に冷静になってきた。

そう、
推しは、ファンを喜ばせようと「課金」をお願いしてくるのです!
それも推しや事務所の立派なお給料になるのです!

と、いきなり現実的になりましたが、
「推しとの攻防」=「課金」

申し訳ありません。
長々と推し活について書きましたが、
ライフオーガナイザー的にはこれが今回のテーマであります!

「推し活」っていうのは、各々の推し方で良いと思います。
ただ、

SNS追いかけや課金で、ストレスを感じている方はいませんか?
推し活に時間的束縛や金銭的な苦しみを少しでも感じていたら、再考だと思います。

私は推し活で唯一Twitter発信をしているのですが、
Twitter内の同世代のファンの方との交流や呟きの中で、
「グッズや有料コンテンツなどにかけるお金がそこまでなく、つい凹んでしまう」という言葉や
逆に、課金や追っかけを結構されていて「大丈夫なんだろうか」とこちらが心配してしまいそうな呟きもあります。

また、SNS配信やメディア視聴から抜けられずに時間がどんどん経ってしまう…
現実から意識が離れ、自分がやるべきことをやらずにどんどん時間が流れて行ってしまう…
そんな方もいるのではないでしょうか。

私が小中学生の頃好きだったグループがあるのですが、
田舎の小中学生は推しを生(ライブ)で観るための手段もお金も持ち合わせておらず、何ならFCに入るお金もなく、お小遣いの中で毎月雑誌を何冊か買い、それを眺めて充たすだけで、それが全てでした。
けれど、大人は違います。
稼いで得たお金も、自由に動こうと思えばできる時間も、田舎の小中学生よりはあります。

そんな大人がする推し活の中で劣等感や優越感、現実逃避が顔を出すと、自分の足元がおざなりになり、
不幸な現実が跳ね返ってくるかもしれません。


「恋は盲目」とは言いますが

そう、盲目な状態です。

自分の周りには現実的に大切なものがあると思います。
恋人や家族もいるかもしれませんし、
愛し養わなければならない存在もあるかもしれません。

確かに推し方は自由なので、人にたしなめられることではない。
でも、
推し以上に近しい存在との生活があることも忘れてはならないと私は思っています。

私には家族がいるので特にですが、
推し始めた時に、推しと現実のバランスを保つために何となく決めたことがあります。

「推しさん、ごめんなさい」なのですが、

何パターンかあるCDのうち、1パターンだけを購入
 →CD売上に影響するけれど、曲が重複するため、好きな特典映像を選んで購入

CD・DVDに付いてくる初回特典グッズには手を出さない
 →使わないし、保管する場所が増える

雑誌はなるべく買わないようにする
 →雑誌代もチリツモ。他の推しさんからの情報で内容は何となくGET

ライブや舞台のグッズは行くことができた(当選した)もののしか買わないし、厳選する
 →ペンライト等はそのライブの時しか使わない

推しが宣伝する商品は、高額なものは購入を控える。または安価なものだけにする
 →推しが本当に使っているとは限らない(超現実的)

あくまで私の推しに対する向き合い方なので、強火担の方には怒られることばかりかもしれませんが、
お金や収納、時間には限りがあります。

これを書いている時間も、実は推しをSNSやDVDなどで観ることに充てられるかもしれませんが、
私は今、YouTube Musicで彼らの曲を聴きながら書いていて、タイパを発動しています。
他にも出勤途中や夕飯の準備中にもイヤフォンで聴いています。

「観たいし聴きたいし、でも!」という時に、
こういうタイパで、自分にとってWin-Winな状態を作ります。
序でに、YouTubeの視聴回数にも反映されて、彼らに貢献することになる!

ただ、純粋に彼らを映像で観る時間も至福で、心を充たすことなので、
夜の自由な時間や夕方のちょっとした空き時間は、彼らを観ることに充てています。
たまに夜中になり、興奮して寝付けず…ということも発生するので、
目や身体に悪いだけの、こののめり込みは反省しなければなりませんね。。

因みに、CDやDVD、グッズなどの保管ですが、私は部屋の中でインテリアも重視するので、
自分のカウンターのD&DEPARTMENTのBoxの中に入れて隠しています。
CD等が増えてきたら、恐らくまた同じBoxを買い足すでしょう。

こうして、オタクの欠片も見えないようにしています…。
これも推し方(愛で方)によると思いますが、見せるか隠すかは完全に自由ですね。

推し方は自由だけど、現実や生活とのバランスを見極めよう!



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