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七十二候 閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)



#今日はなんの日 🍊
#暦の話

七十二候 閉塞成冬
(そらさむくふゆとなる)
12/7~5日間

旧暦でもついに冬本番宣言です
二十四節気でもここが
“小雪”から“大雪”への変わり目

いわゆる
寒極まって冷となる
というやつで
空気が重く、雲は低く
雪や雨が降りやすくなる時期

ということでここから名実ともに
本格的な冬日になっていくわけですが

気象学用語で言うとこの冬日
正確には最低気温が0℃以下と
定義されているそうです
多分もう朝晩のどこかでは
冬日入りしてますね

ちなみに真冬日という用語もありまして
こちらは最高気温が0℃以下
流石にこれは北国でないと該当しなさそう

ちなみに今年は暖冬らしいですね
特に2023年の7月~10月
この四か月間が観測史上
最も暑い年だったそうですよ
(モロッコで50.4℃を観測だとか)

着々と温暖化しつつある地球ですが
地質学や気象学の本を眺めると
実は現代が氷河時代に当たるって
ご存知でしたか?

氷河時代の定義は

『 地球上に大陸並みの大きさの
氷床が存在している時代 』

氷床というのは
地表部を覆う氷雪が押し固められて
一つの氷塊となったもののこと

そのうち総面積5万平方キロメートル以上を
“氷床”と言います

5万平方キロメートルというと
だいたい福岡県が
4,986平方キロメートルなので
その十倍です
(北海道は8.3万で少し小さいくらい)

この福岡県十個分サイズ以上の氷塊が
存在する場所は世界でたった二か所
南極大陸とグリーンランドだけです
※南極氷床は1400万平方キロメートル
これで一枚の氷の塊!

ひとまずこれらの氷床が存在し続ける限り
現代はまだ氷河時代だというわけです

実に260万年前から続くこの氷河期ですが
比較的近年の1990年代の研究で
地球は少なくとも3回
全凍結した可能性があることが
分かっています
(※詳しくはスノーボールアースで
検索してみてください)

地球が丸ごと凍っていた時代なので
当然生物は99%死滅!まさに氷地獄!

歴史でも橘の伝来した南方を
極楽と見なしたりしますし
昔から暖かいところは
生物の楽園なんですよね

そう考えると
環境に配慮が必要とはいえ
暖かくなっている事自体は
決して悪い事でも
ないのかもしれないですよね
(でも暑いのは嫌だ)

#今日はなんの日 🍊
#暦の話

七十二候 閉塞成冬
(そらさむくふゆとなる)
12/7~5日間

旧暦でもついに冬本番宣言です
二十四節気でもここが
“小雪”から“大雪”への変わり目

いわゆる
寒極まって冷となる
というやつで
空気が重く、雲は低く
雪や雨が降りやすくなる時期

ということでここから名実ともに
本格的な冬日になっていくわけですが

気象学用語で言うとこの冬日
正確には最低気温が0℃以下と
定義されているそうです
多分もう朝晩のどこかでは
冬日入りしてますね

ちなみに真冬日という用語もありまして
こちらは最高気温が0℃以下
流石にこれは北国でないと該当しなさそう

ちなみに今年は暖冬らしいですね
特に2023年の7月~10月
この四か月間が観測史上
最も暑い年だったそうですよ
(モロッコで50.4℃を観測だとか)

着々と温暖化しつつある地球ですが
地質学や気象学の本を眺めると
実は現代が氷河時代に当たるって
ご存知でしたか?

氷河時代の定義は

『 地球上に大陸並みの大きさの
氷床が存在している時代 』

氷床というのは
地表部を覆う氷雪が押し固められて
一つの氷塊となったもののこと

そのうち総面積5万平方キロメートル以上を
“氷床”と言います

5万平方キロメートルというと
だいたい福岡県が
4,986平方キロメートルなので
その十倍です
(北海道は8.3万で少し小さいくらい)

この福岡県十個分サイズ以上の氷塊が
存在する場所は世界でたった二か所
南極大陸とグリーンランドだけです
※南極氷床は1400万平方キロメートル
これで一枚の氷の塊!

ひとまずこれらの氷床が存在し続ける限り
現代はまだ氷河時代だというわけです

実に260万年前から続くこの氷河期ですが
比較的近年の1990年代の研究で
地球は少なくとも3回
全凍結した可能性があることが
分かっています
(※詳しくはスノーボールアースで
検索してみてください)

地球が丸ごと凍っていた時代なので
当然生物は99%死滅!まさに氷地獄!

歴史でも橘の伝来した南方を
極楽と見なしたりしますし
昔から暖かいところは
生物の楽園なんですよね

そう考えると
環境に配慮が必要とはいえ
暖かくなっている事自体は
決して悪い事でも
ないのかもしれないですよね
(でも暑いのは嫌だ)


12/7~5日間

旧暦でもついに冬本番宣言です
二十四節気でもここが
“小雪”から“大雪”への変わり目

いわゆる
寒極まって冷となる
というやつで
空気が重く、雲は低く
雪や雨が降りやすくなる時期

ということでここから名実ともに
本格的な冬日になっていくわけですが

気象学用語で言うとこの冬日
正確には最低気温が0℃以下と
定義されているそうです
多分もう朝晩のどこかでは
冬日入りしてますね

ちなみに真冬日という用語もありまして
こちらは最高気温が0℃以下
流石にこれは北国でないと該当しなさそう

ちなみに今年は暖冬らしいですね
特に2023年の7月~10月
この四か月間が観測史上
最も暑い年だったそうですよ
(モロッコで50.4℃を観測だとか)

着々と温暖化しつつある地球ですが
地質学や気象学の本を眺めると
実は現代が氷河時代に当たるって
ご存知でしたか?

氷河時代の定義は

『 地球上に大陸並みの大きさの
氷床が存在している時代 』

氷床というのは
地表部を覆う氷雪が押し固められて
一つの氷塊となったもののこと

そのうち総面積5万平方キロメートル以上を
“氷床”と言います

5万平方キロメートルというと
だいたい福岡県が
4,986平方キロメートルなので
その十倍です
(北海道は8.3万で少し小さいくらい)

この福岡県十個分サイズ以上の氷塊が
存在する場所は世界でたった二か所
南極大陸とグリーンランドだけです
※南極氷床は1400万平方キロメートル
これで一枚の氷の塊!

ひとまずこれらの氷床が存在し続ける限り
現代はまだ氷河時代だというわけです

実に260万年前から続くこの氷河期ですが
比較的近年の1990年代の研究で
地球は少なくとも3回
全凍結した可能性があることが
分かっています
(※詳しくはスノーボールアースで
検索してみてください)

地球が丸ごと凍っていた時代なので
当然生物は99%死滅!まさに氷地獄!

歴史でも橘の伝来した南方を
極楽と見なしたりしますし
昔から暖かいところは
生物の楽園なんですよね

そう考えると
環境に配慮が必要とはいえ
暖かくなっている事自体は
決して悪い事でも
ないのかもしれないですよね
(でも暑いのは嫌だ)



ちなみに氷河期がどのように存在していたのかは、世界中に点在する迷子石(まいごいし)を調べることで分かるらしいですよ

▼迷子石(まいごいし)
氷河によって削り取られた岩塊が、長い年月のうちに氷河の流れに乗って別の場所に運ばれ、氷河が溶け去った後に取り残された岩のこと。多くの場合、その場所の地質とは異なる岩が不自然な形で留まるため、まるで誰かが意図的に置いたかのように見える。


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