1年半ぶりに

3/7(土)に、1年半ぶりに1年半前に振られた人とデートした。ライブを口実に、会う約束をしたのだ。純粋に、会うのは楽しみで、会うまでの間のLINEは、どこかお互い浮き足立って、楽しみなのが伝わった。そんな中、世の中を騒がせるウイルスのせいで、ライブが延期になった。彼に、ライブが無くなったら、あなたが私に会うメリットがなくなってしまう。と伝えたら、メリットデメリットで会う約束をしたんじゃない。と言った。
彼が住んでいる県は感染者数も多く、正直行くのを迷った。でも、このチャンス逃すと次いつ会える?正確には、いつまで会ってもらえる様な関係性が保てる?って考えると、猛烈な悲しさと決意が湧いた。会いたいという衝動で動けるのも、もうそろそろ落ち着いてくる。だから、その衝動があるうちに行こうと思った。

彼と私は14歳差があるらしい。最近までずっと13歳と思ってたけど、歳的には14歳。私は今回初めて、20代の私として会うことが出来た。10代の頃は、追い付くのに必死で、色々背伸びしたけど、今回は少し余裕を持って会うことが出来た。
待ち合わせの5分前の緊張は相変わらずで、吐きそうだった。友人にDMで、吐きそうって伝えると、みんな応援してくれて、そんなこんなで待ち合わせ場所に着いた。彼からLINEで「到着しました!」と来て、さらに緊張した。
会ってみると、歳の割にカッコよくて老けない顔立ちしてるから、服装的にめちゃくちゃチャラく見えて、、あれ?私の知ってる彼か?と思いつつ、「お久しぶりです」の一言で、この声は彼だなあ。って思う。色々観光して、夕方からは彼の家でのんびりくつろいだ。彼の淹れるコーヒーが美味しくて、晩は酒の肴を作ってくれて、なんでも出来ちゃうよなあ。と女子力を試された気分になる。笑
私たちが知り合えたのは、音楽の趣味が合ったから。それは、今も変わらなくて、YouTubeで流す音楽の再生リストは大概が私も聴いているものだった。あの新譜聴いた?で、盛り上がれる関係。大好きだった。
いい具合に、夜が深くなり2人で布団に入った。全てが愛おしくて、可愛くて、優しくて、大好きでって思える人は、人生で彼だけで私の初恋で、私の憧れだなと思った。夜が明けるまでがあっという間で、悲しくなった。

会いたい時に会える距離感だったら、ってよく思う。だけど、そうなったら、私は直ぐに冷めていたかもしれないなとも思う。距離感の分だけ愛してやる。って勢いで、また会える日を楽しみにしてよう。

付き合ってないの?って周りから聞かれるけど、付き合えたらちゃんと自慢させて。と思う私。沼にハマってしまったからには、その沼を楽しむしかないなと、心に誓った今日この頃。

おわり


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?