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LINEとYahoo!Japanの融合!?LINEヤフー合併で何が変わるのかイベントに行ってきました!
みなさんこんにちは、ネッコスの井口です!
10月1日からLINE社とYahooJapanやpaypayのZホールディングスが合併することによってLINEヤフー株式会社となりましたよね。
10月2日に行われたイベントには私も参加してきましたが、LINE開発会社としての視点でこの2社の合併でどんなことが変わっていくのか、気になっていることについてお伝えできればと思います!
LINEヤフーのイベントでも発表された内容から、LINEAPI開発会社として気になる部分なんかも結構ありますので色々これから何が変わっていくのか、お伝えできればいいなと思います!
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LINEとYahooJapanが起こす化学反応
皆さんご存じのようにLINEはすでに社会インフラ、自治体や行政にも導入されているプラットフォームになります。
そしてYahoo JapanはYahooから独立している日本の検索エンジン運営、その他ニュースやPayPayのようなこちらもある種のインフラを担っている会社になります。
LINEヤフーによるユーザー最適化広告
そしてどちらも収益の主体は広告掲載、つまりはマーケティングが大切になっています。
そこで、現代寄りのLINEのマーケティングとやや全世代ではありますがWEBの中では非常に強いコミュニティ(Yahooニュースのコメントや知恵袋、ヤフオク!等)も持つYahoo Japanの顧客数が合わさることで約1億ユーザーをDAUとして数えることが可能です。
また、LINE上でYahooのWEB検索が利用できる、Yahooニュースが見れる、Yahooショッピングが利用できるなどLINEというアプリの便利さや機能の拡充により、現在WEBを利用する際にGoogle1強といっていい状態に対しLINEアプリが一定の世代まではコミュニケーションからウェブ閲覧まで一貫して利用できるスタンダードアプリになるかもしれません。
また、当然ながら広告でもLINEユーザーとYahoo!JapanのIDが連携すること、そしてLINE広告とYahooリスティング広告が合わさることでターゲティング広告の精度が上がり、よりユーザーにリーチした広告を配信できるプラットフォームにすることができます。
さらにはLINEとサービスがつながったYAHOOやPaypayなどのユーザーに対して公式アカウントを利用してアプローチをする機会も増えていきます。
企業側とユーザー側のコミュニケーションがこのように広告やメッセージなど多様な方法で増えていくことになるんです!
ユーザーのサービス利用状況が共通化されて、どんどん蓄積されることでユーザーそれぞれの実態、興味、ペルソナがわかってきてそれに合わせたアプローチができるのはすごいですね。
この構想はまだ、段階的に実装する予定になっていますが今後はAIを利用したCRMのフルオートメーションを行うところまで考えられています。
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こうなると、自動でCVに近いユーザーを見つけて広告を配信するような配信側の最適化なんかも夢ではなくなってきますね。
LINEヤフーによる公式アカウントの活用
LINEヤフーになったことによってLINE公式アカウントの活用やミニアプリの活用も今よりも大きく広がることになると思います。
LINE公式アカウントの機能がアップデートされ、先ほど話にも出たCRM古オートメーションやユーザーデータの蓄積もあり、また新サービスLYPという、現状ミニアプリ開発で対応している会員証や予約、クーポンやスタンプカード、そしてLinepayと合体したPaypay払いなどが盛り込まれる構想です。
さらにはトークルームに広告を表示して収益化ができるようになったり、生成AIを利用したカスタマーサポート補助などよりLINE公式アカウントを活用しやすく、ユーザーも獲得しやすい体制になると思います。
LINEヤフーという強大なプラットフォーム
LINEとYahoo!Japanの合併で生まれた巨大なプラットフォーム、先に伝えた通り今のWEBともSNSともまた違うプラットフォームとして伸びてくるでしょう。
そして、情報発信にも利用できるLINEとYahooニュースなどのYahooメディアが連動することで、コンテンツ発信の場としての役割にもなることができます。
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そうなると今いるタレントやスポーツ選手、インフルエンサーなどとユーザーがつながることができ、またそこからLINE公式アカウントと言う導線が出来上がるので今以上にユーザーとの接点の強化をすることができますね。
これでどうなるかと言うと、自分のファンの囲い込み先がLINE中心になり、結果案件などのマーケティングもLINEを中心としたムーブが出てきて、さらには収益化の部分も公式メンバーシップなども含めて行われていく!
今ではYoutubeやTikTokなど収益化のプラットフォームが分かれているところに大きく食い込んでくる形になります。
また、LINEVOOMでもいわゆる投げ銭機能の追加予定があり、この先のエンターテイメントメディアがLINEに移ってきた場合面白いことになりますね!
ユーザーの囲い込みがWEBからLINEまでシームレスな動線にできる、そして多大なユーザーにアプローチできるWEBと同等の利用者を国内で誇るプラットフォーム、というものが生まれることで起こりうる新たなビジネスそしてマーケティング。
今までメールで行われていたものも今後LINEを中心にしたものになるかもしれません。
LINEヤフーだからこそ考えられるもの
さて、LINEとYahoo!Japanの合併についてイベントで聞いてきた以外にどんなことが考えられるでしょうか?
まず、当然ながらヤフーのサービスの一環であるPayPayとのアカウントの連動、こうなるとユーザーの決済情報から購買傾向がみられるようになりますよね。もちろん頻度も。
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同じようにYahooショッピングやヤフオクの履歴でもユーザーの購買情報が見ていけると思います。
そしてYahooニュースなどの閲覧履歴、どんなことに普段興味を持っているのか、というのがわかります。
LINE側ではどんな公式アカウントと友達になっているか、や今後はLINE上でのECなども展開されていきそこの購入履歴などもデータとして取得することができます。
これが何を意味するかというと…
現在WEBの世界はCookie規制の方向で動いています。今までであればそういった利用状況などはCookieとして保存され、リターゲティング広告などに利用されてきました。
ですが、Cookie規制が入ることでマーケティングの顧客データ収集が困難になっていきます、ですがLINEヤフー内ではそれに大きく変わる顧客データを収集し、蓄積し、活用することが可能です。
つまり広告の主体もただのWEBからLINEヤフーを活用した物中心に、少なくとも国内は移っていく可能性もあります。
現状ではGafam、その中でも特にGoogleとAmazonぐらいの大手プラットフォームでなければ自社で十分な顧客情報を抱えることはできないでしょう。
それに匹敵するビッグデータを活用し、マーケティングを行いやすいプラットフォームが生まれるというのは非常に大きいです。
LINE自体はメインは日本と台湾、タイが利用者のコアになりますが今後はもう少しグローバル展開を広げていくことも考えられます。
その時に、このビッグデータを活用できるプラットフォームがどれだけすごいものになるか、国内だけでなくインバウンドにも目を向けたマーケティングもできるし、さらには今までの広告よりもより効率的に、確実に、そして幅広くユーザーを迎えられるものになると思います!
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そしてそれは当然LINEAPI開発の世界も変えていくと思います。
もちろん機能の拡充に対して利用できるAPIの増加もしていくでしょうし、直近でもLINE上で利用できるPaypayAPIなども拡充され、今までよりも面白い機能を生み出せる状況になるでしょう。
Yahooのサービス側からも呼び出せるAPIをLINE上に公開していくこともあるでしょうし、そうなるとLINEとWEBの関係はどんどん融合されたものになっていきます。
LINE(Yahoo)アカウントでLINE上に会員サイトを作る、みたいな形も今ではLiffを利用していますがLINE単体でできるようになるかもしれません。
もちろんAPIに頼らずとも決済などの機能が拡充されていけば、安価でいろいろなことができるようになります。その時にはもっとAPIが充実して、今まで出来ていなかった事がLINEAPI開発で実現できるようになると思うとそれも楽しみでなりません!
LINEヤフーという化学反応が起きた結果は、マーケティングにもAPI開発にもそして、当然ながらライフワークにも大きな影響と変化を与えてくれる
。
そう感じたのが今回のイベントでした!
最後に
LINEヤフーになったことで今後どうなっていくのか、イベントのセッションを見聞きした結果やそこから考えられる推察などをいろいろと記載してみましたが一番言いたいのは
新しいプラットフォームが生まれて、広がることがほぼ確定的なのはワクワクします!
というところでしょうか。
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普段私たちはChromeやSafari、そしてアプリなどを利用していろいろなサイトやサービスを利用していますがそれがもしかしたらLINE一つですべてまかなえてしまう、何ならPCでもLINEを利用したほうがいいみたいな状況ができるかもしれません。
LINEヤフーの合併、そのインパクトにはそんな可能性を感じさせてくれるものがありました!
今後国内のマーケティングやライフスタイルに変化を及ぼすことも考えられるこの合併、常に情報にアンテナを持ち続けたほうがよさそうです!
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