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株式会社ネッコス社内エンジニアの興味トレンド!2023年11月秋

みなさんこんにちは、ネッコスの井口です。今日は、社内のエンジニアとの雑談の中で最近うちの若手エンジニアたちがどんな話題や新サービスに興味を持っているのかを聞いて、解説をしてもらったのでそちらを自分向けの忘備録としてまとめておこうかと思います!

若手しかいないのでみんな若手って書いちゃっていますが社内エンジニアたちの興味、新しく聞くこともあって楽しかったです!

若手エンジニアその1:Mojo

若手エンジニアのうち一人が教えてくれたのがMojoと呼ばれるAI開発用のプログラミング言語でした。

Mojoロゴ

Pythonなど様々な言語との互換性や代替可能性、ハードウェア間での互換性を重視して設計されているらしく、今までのコード資産を活用しながら利用ができる新規の言語ということで注目しているそうです。

Pythonの扱いやすさとC言語の処理速度を兼ね備えたMojo、移行もしやすく今までのコードも利用できる、AI開発のコストダウンにも一役買ってくれそうですね。

若手エンジニアその2:WebAssembly

若手エンジニアのうち一人が注目していたのがWEB上でC++やRustなどを動かせるWebAssemblyというものでした。

WebAssemblyロゴ

サーバーサイドなどネイティブで利用される言語をWEBブラウザ上で表示できるようにすることで、複雑化していくWEBアプリケーションをスピーディに利用できるようにするために利用されているそうです。

一般的なWEBアプリケーションとしてはJavascript系の利用が多いですがそれでは処理が追い付かなくなってきて、実行速度の速いC++やRustなどをWEBで利用するための方法、それがWebAssemblyというものでした。

若手エンジニアその3:PASSKEY

次のエンジニアさんが注目していたのは、現在大手IT会社で主流になってきている認証方法のPASSKEYでした。

パスワードと違って漏洩もなく、セキュリティ性がアップしているため今後はより一層使われるのではないでしょうか。生体認証についてもスマホでの生体認証機能がほぼ標準搭載になってきたことで、導入のハードルが下がっているのも後押しになるかもしれません。

情報漏洩しない認証方法PASSKEY

実際PASSKEYはAppleやMicrosoft、Googleなどが自社製品やサービスへの導入を進めていますしパスワードの入力とか保存してある場所からのコピペのような煩わしい作業をなくしてくれて、さらによりセキュアになるのであれば言う事無しですよね。

そんな新しい認証方法PASSKEYは今後一般的な利用が可能になってきて、システム開発の現場でもログインのための認証方法として利用できるようになるかな、と注目していました。

若手エンジニアその4:GitHub Copilot Chat

さて、次のエンジニアさんの注目はGitHub Copilot Chat、GitHub CopilotとVisual Studio Codeを導入することで出来る、コードの解説などをチャット形式で行ってくれるツールのようです。

オートコンプリートを便利にしてくれるGitHub Copilotはみんな使っていましたがさらにチャットで質問したり、解説を聞いたり、単体テストを実行してくれたりと様々な機能を使えるようです。

出展元 https://github.blog/jp/

コマンドによるショートカットもありコーディング作業がだいぶ短縮できる、楽になるということで共有しているという事でした。こちらもメインの機能はChatGPT(GPT-4)を利用しているようでAIの進化による業務の効率化がどんどん進みますね。

そのうちある種ノーコードともいえる、1ミリも自分の手でコードを書かないでシステム開発も夢じゃないのかもしれません!

若手エンジニアその5:GitHub-Guessr

次のエンジニアさんの話を聞いたときは、どちらかと言えば趣味の話に近かったのですがGitHub-GuessrというWEBブラウザゲームでした。

GitHub-Guessr

GitHub上のリポジトリのコードが少しづつ表示されて行って、それがどのリポジトリのコードなのかを選んで回答して、何点取れるかというゲームだそうでエンジニアさんが自分の知識を試したりするのが楽しいようです。

どの言語で書かれているか、とかを数少ないヒントから自分の知識をフル動員させて当てた時のスッキリ感や、知らない言語に触れる機会などが自発的に持てるので確かにいいなと思いました。

若手エンジニアその6:Javascript BUN

その次に聞いた話はJavascript BUNというものでマークが中華まんでかわいいという話題から入りました。みんな中華まんって呼んでいるってことで、実際に見てみたのですが確かにこれは中華まん…


Javascript BUNロゴ

このBUNはJavaScript Runtimeの一つで、現在Node.jsが主なシェアを占めているものに対して取って代わろうという大きな目標を掲げているとのことで、実行速度に自信もあるということで、今後もしかしたら実際にとってかわる時が来るかもしれませんと熱く語っておりました。

そして中華まんがかわいいという話も…

リリースされたのもつい最近なようで、社内若手エンジニアのアンテナの高さを知ることができてうれしくなりました。

若手マーケター:LINE Conversion API

若手といっても部長をしてるマーケターの子からも面白い話を聞いて、それがLINE Conversion APIについてでした。

LINE広告などの運用で必要なLINE TAGでの計測に加えて、このAPIで自社側のコンバージョン情報を直接LINEのサーバーに送信することで最適化の改善が見込めてパフォーマンスを向上させることができたり、CRMの精度を向上させることができたりとLINE公式アカウントやLINE広告の運用に便利なAPIだという事でした。

ネッコスでは開発がメインなので、LINE広告の運用などは現在行っていませんが今後そう言った相談があったときにもきちんと対応できそうで何よりです。

LINE TAGだけでも十分じゃないのかなとも思いましたが、より正確なデータがあれば確かに最適化ができるし今後のID連携などでオーディエンスの情報はより重要になってくるので深く知っておきたいですよね。

若手エンジニアその7:Chat GPT4の画像読み込み

さて、最後のメンバーですがネッコスではChatGPT4の利用料金を経費で出すようにしています。そうしていろいろ活用してもらっていますがGPT4に実装された画像読み込みでデザイン画像からHTMLとか組めないかなーという感じのことを話していました。

今では共通インターフェースで画像生成もファイル読み込みも全部できるようになっているので、より活用方法は出てくるんじゃないかなとは思っていました。

デザイン画像読み込みでHTML書いてくれる!?

複雑なデザインだと求める答えはなかなか出てこないですが、簡易なデザインであればデザイン画からHTML起こしとかできるなら簡単にアプリとかが作れるようになりそうですね。

なんとなくですが夢のある話でいいなーとお互いに話していました。


今回は、ネッコス社内を知ってもらいたくて働いてるエンジニアさんたちと話した内容を忘備録として残してみましたが今後も何か面白い話をしたときはこんな風に残していけたらいいなと思います!

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井口美寿々@株式会社ネッコスCEO
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