父は膵臓癌末期〜第11章〜
なかなか書けずに止まってしまいましたが、久しぶりに書きます。
父は現在頭の治療は順調で改善気味です。
しかしやはりガンの方は少しずつ大きくなり、頭が良くなれば、そちらの方がでできます。
それはもういつかそうなるのかなとは思っていました。
でも今父は諦めず頑張って歩いて、話しています。
食事の方が最近顔が大きくなっている為、胃が圧迫されて胃カメラの様子をみると、血が滲んでいる感じでした。
どうする事もできません。
しかし父は諦めていません。
少しでも食べられる物を食べられる時に食べているようです。
出来るだけ口から食べられるように、そして体力がもう様に、そして歩ける様に頑張っています。
本当にその姿は凄い!の一言です。
やはり父は偉大な人です。
若い時は少し馬鹿にした様な言い方とかしていた時期もありましたが、そんな父を見ると、こんなに偉大な人にそんな事をよく言っていたなぁと思います。
父が素晴らしすぎて、頭が下がります。
今思っている事はできるだけ早く会える時に会ってほしい。
本当は父が元気な時にご飯を一緒に食べてお家でゆっくりしている時に会ってほしかった...
親戚には特にそう思っていました。
私は待っていました。
でも何の連絡もない...
こちらから、わざわざ会って欲しいと言うのもどうかと思っていたので、連絡がくるのをずっと待っていました。
Instagramでのストーリーでも見てくれているので、伝わってもらえるような内容をアップしたりしていました。
しかし、何の連絡もない...
遠い親戚の方は会いに、しかも二回も来ていただいて、本当に父も喜び泣いていました。
それ程会えると言う事が嬉しいんです。
遠くの親戚より近くの他人と言う言葉もありますが、その逆はある!と思いました。
父には時間がありません。
何度連絡して会ってもらおうかとも思いました。
しかし身近にいる人には伝わりません。
なんとも思っていないのだなぁと思おました。
今まで仲良くして話したりもしていたのに、何だったのかな?
こう言う時に色々と人間性みたいな物が来る事がわかりました。
少し諦めたぐらいの時に、ふと連絡がありました。
おっちゃんどうしてる?
よかった!まだ間に合う!
すぐに電話して会える様にしてもらいました。
やっと!やっと願いが伝わった!
ちょっと遅いと思ったけど、まだ間に合う。
父が喜んでもらえるだろうなと思っています。
誰でもそうですが会える時に会う!と言う事が私にも勉強になりました。
強く思うと通じるものがあるんだなぁ〜
本音はもっと早くに気づいてほしかった。
でも今はなんとか調子もよく会えるから今のうち!
ここまで長生きしてくれている父に感謝です。
いつどうなるかは誰にもわかりません。
また続きはいつか書き記します。
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