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国語の成績を上げる!!その4(分析力を上げる)


こんばんは、ミスミです。

今回は、テストで点を取るために必要な、分析力について考えてみたいと思います。


国語の問題は、漢字、知識、文法、そして読解の問題に分かれます。

どの問題に関しても、しっかり問題文を読み込む能力が必要になります。

記述の問題であれば、まずは文末の表現が大切になります。

どのようなことですか、どのような気持ちですか、という場合は「どのような」の下にあるもので終わらせて、理由であれば「から」や「ため」で終わらせます。

また、設問で聞かれていることのヒントが、傍線の部分の中や、その前後にあるので見つける必要があります。

基本的な内容を抑えるためには、過去問などを解いたあとにきちんと直しをする必要があります。

学校によっては、殆どが本文中から抜き書きをするだけでいいものであったり、テーマなどから考えなくてはいけないものもあったりします。

どのような形の記述なのかをしっかりと把握することと、自分がどういったところを書けないのかを理解するのが重要です。


抜き出しの問題に感じては、独特なやり方をご紹介したいと思うので、別な機会にお話しします。


一番分析力を使いたいのは記号問題です。

よく、国語の成績が奮わないお子さんの記号を選ぶ姿を見ると、何一つ書かずに選ぶことがあります。また、塾などで教えているやり方には、「記述問題のように自分なりの答えを出して、それに近いものを探す」というものがあるようですが、そんなことが出来ていたら選べますよね(笑)

実は、引っ掛かる原因の殆どが、選ぶときに内容ではなく、文字で選んでいるためになります。

たとえば、こんな選択肢を見たらどう分析しますか?

ア 国語が苦手なため、何をしてもだめだと諦めているから。


イ 国語の成績が奮わずに、うまく行かないのではと悲観的になっているから。


この二つの選択肢が残ったときに、例えば傍線のすぐ近くに、「もうダメだ」や、「国語が苦手」などの文字が入っていると、子供で国語が苦手な子供はアを選びます。しかし、よくよくみるとそれはその主人公の状態を示している訳ではないことが多いので、正解にならないのです。

だから、本当は答えがイになることが多いのです。

まず、アには「なにをしてもだめ」というような、かなり強調された言い方をしています。こういうものが正解にされることは、引っ掻けとしてではない限り少ないです。

そして、国語が苦手だと、「奮わない」や「悲観的」などの見慣れない言い方をされると選ぶのに迷ってしまいます。(もちろん、知らない意味の言葉をなんの思考も挟まずに選ぶということも危険なのですが…)

このように、国語が苦手だと独特の陥りやすい迷宮に入ってしまうので、きちんとそのミスに対して、原因を解明することが必要です。

また記号を選ぶためのメソッドは詳しく書いていけたらと思います。


今回は分析力をつける、ということでした。基本的なやり方はテストなどの実践が一番なので、そうした演習の度に直しをしてください。

次は、自信がないことへの対策をお話しします。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!!

記事をお読みいただきありがとうございます!少しでも楽しみ、お役に立てるように頑張ります。