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活動準備その4 木更津に出発!

こんにちは。Sです。
ようやく陸送の記事に漕ぎ着けました…

ここまで、長かった…。
この日を迎えられたことに感謝。ということで、“陸送スタート”をお送りします!

2022年5月18日

舘山寺マリーナに到着すると、ヨットは既に陸に上がっていました。

中央に見えるのが我らがMistral

しかも、これまたハーバーの方のご厚意で、船底についていた貝や苔を落としてくださったそう。
本当に何から何までありがとうございます!

せっかくの機会なので、船底の状態チェック!

船首から。
右舷側。
左舷側後部。

こんな状態でした。
ハーバーの方からは、『向こうに行ってから、一度塗っておいた方がいいね。』とのこと。

ひとまず、夏を越すために、とりあえずの塗装だけ木更津ですることに。

さて、フェンダーなどを片付けて、いよいよトラックに乗せていきます。
予定通り、加茂金運送さんのトラックも到着。

トラックに積載中。

クレーンで船台から吊り上げ、船台を取り除いた後、トラックを差し込むという手順でした。

あれ、船台は?
大丈夫です。もちろんトラックにも船台が取り付けられています。
船台のない我々には、大変助かります。

このあと、トラックのドライバーさんが固縛作業に入られました。

完成形。
ラッシング中。船尾から。
船外機の固縛状態。
マストの固縛。

どの箇所も船に傷がつかないよう、丁寧に作業をしてくださいました。

ちなみに、このヨットを載せられるトラックは、加茂金さんではこの1台しかないそうです。

このトラックの開発自体、このドライバーさんのアイディアを詰め込んで作ったそうで、キールの位置や固縛位置などこだわりの1台だそうです。


もうひとつ、ちなみにの小話を。

こだわりのラッシング方法。


筆者、実は玉掛けとクレーンの技能講習を修了していまして、多少ラッシングベルトやワイヤーの使い方の知識もございます。

固縛作業を見ていた時、ふとベルトがねじれていることに気付きました。

『なぜだろう?』

普通、重量物を吊り上げたりする時は、破断につながるため、ベルトを捻ることは御法度です。

でも、どうやら、わざと捻っている…。
うっかり間違えたわけではなさそう…。

気になったので聞いてみました。

すると帰ってきた答えは、
『捻っておかないと、ベルトがパタパタと暴れて、船に傷をつけてしまうから。』でした。

高速走行していると、風を切ることでベルトがパタパタするそうで。その動揺で、ベルトが船体と擦れて、傷をつけてしまうそうです。

それを防ぐために、わざと捻って使うのだそう。

なるほど〜。
船に対する細やかな心配り、本当にありがとうございます!


さて、固縛が終わり、一通りドライバーさんと確認作業をして、写真を撮って、船は出発です!

いざ出発!

さあ、次は木更津で会おう!Mistral!

次回から木更津編スタートです!!

P.S. 
舘山寺マリーナさんには、何から何まで大変お世話になりました。本当にありがとうございました。近くに行った際には、また遊びに行かせていただきます!

加茂金運送さんにも、大変親切に相談に乗っていただきました。初めてのことゆえに、段取りが悪く、ご迷惑をお掛けしましたが、その中で丁度良い日程を提案して頂きました。
また、ドライバーさんも、にこやかに、丁寧に作業をして頂きました。
木更津まで遠いところ、本当にありがとうございました!

※固縛作業について、ドライバーさんから掲載OK頂きました。

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