マダミス感想(1) ONE Night
第1回は「ONE Night」
前半はネタバレなし、後半はネタバレ有り
【ネタバレ注意】の記載以降はネタバレを含みますのでお読みになる場合はご注意ください。
シナリオ販売ページ
マーダーミステリー『ONE Night』 - putitomato96 - BOOTH
このシナリオはBoothで見つけた時から気になっていましたが販売開始直後のセールを逃したため暫く購入を迷っていました。
購入のきっかけは作者の遊場とまとさん((2) 遊場とまと(@Asoba_Tomato)さん / X)の次回作「Walpurgis」を作者卓でテストプレイをして非常に満足度の高い作品だったためその場で購入しました。
ですがなんとなく見覚えがある資料やココフォリア画面
・・・答えは過去に動画で閲覧してました。
それなのでプレイヤーとしては経験していません。
その上でWalpurgisと甲乙つけがたい、経験しているシナリオでトップ2に位置付けている作品です。
理由としては盤面がシンプルで構成が原因でプレイヤーが混乱することのない作り。
難易度は非常に高いですが、解説を聞くと誰もが納得できる作り。
配信していない卓を含めて2卓の経験のみですが体感としてプレイした方全員が高評価をして下さったと思います。
マーダーミステリーというジャンルに興味を持ったきっかけは人それぞれだと思いますが、本格的なミステリーに挑戦してみたい方にはうってつけの作品です。
逆にRP重視の方には受け入れられないかもしれません。
配信卓動画です。
不備により音声が入っていない時間が結構ありますので閲覧される際は、概要欄にある参加者のチャンネルよりプレイヤー視点での閲覧を推奨いたします。
余談ですがとまとさんの3作目?のシャークレバリーという作品もテストプレイで参加しています。
過去2作のガチマダミスとは毛色が違いましたが楽しかったので発売したら購入予定です。
以下【ネタバレ注意】
このシナリオは犯人役だけでなく狂人役も設定されており狂人役はどちらの陣営に味方するかを最初に選べる仕様になっています。
たいていの場合は犯人側に味方すると思いますがプレイヤーの個性が出て面白い点だと思います。
また独特のシステムを採用していて詳細捜査、強制質問というものがあります。
盤面やプレイヤーの情報だけでは犯人の特定は難しいため、このシステムを有効活用することが事件を解決するカギになります。
特に強制質問は他にないシステムのため、プレイヤーは使い方に悩むと思います。
「嘘のつけない質問の仕方をする」、「質問で何を得たいのか」 そういった思考が必要というのも面白い要素です。
犯人も記憶がなく自身の犯行方法が分かっておらずミスリードのさせ方にも頭を悩ませます。
もう一つ独特な点は一部のプレイヤーを除きが自身が犯人か否か不確定な状態でスタートします。
そのためGM視点ではプレイヤーの探り合いも見どころの一つです。
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