縄文人が現代人より進化していたワケ。近代の三大バカ発明:自動車、椅子、近代医学
最近、『運動脳』という言葉がよく聞かれる。これは精神科医である著者が運動の重要性、必要性をエビデンスに基づいて解説しており、スウェーデンでは60万部以上の売り上げた。
(1)有酸素運動の有効性が詳しく解説されており、筋トレよりウォーキングの方がおすすめできるとされます。日常的に行うことで学力・集中力・記憶力・創造性などあらゆる脳の力が伸びます。
(2)皆さんは、『エコノミー症候群』というのを聞いたことがあると思います。長時間機内で座り続けていると、マズイということです。
しかしこれは、飛行機に乗っている事とはあまり関係しません。
要は、椅子に座り続けるのが良くないという事です。
座る時間が2時間増えるごとに死亡リスクが15%増加します。座りすぎによる死亡リスクを減らすには、座っている時間そのものの短縮が必要です。
(3)体調が悪くなって病院を訪れると帰りには一杯の薬を貰って帰り道につくことになります。
最近よく言われるのは、『人間の体には様々な免疫、防疫、防御機能が備わっており、これが実に強力である』ということです。
これが機能しないのは、日常の生活スタイルによるものと、薬によって身体が本来持っている機能を不要だと体に言い聞かせているためです。
さて、
★★★
(1)は、現代では、楽だからを理由に自動車で所要な場所のすぐ近くまで乗り付けて『歩く(ウォーキング)距離を可能な限り短くする』ための努力をしています。
見方を変えれば、楽が出来る自動車のおかげで『運動脳』は得られず、脳の老化が急速に進みます。
さて、
(2)は、言うまでも無く『椅子』ですね。椅子に座ると楽だと言って、電車やバスの中で競うように席取り争いが起きます。シルバーシートは、老化促進企画の一環でしょうか。
さて、
(3)は皆さんご承知のように、近代の医学では、化学的に合成された薬を使って、体内で強制的に化学反応を起こさせて、『毒を以て毒を制す』の方法ですね。
★★
以上で、現代の人間が、ウォーキングをケチり、椅子に群がり、薬で化学反応に依存する、
要は、
『楽をする方法を捜して来たのが近代だった』
ということになり、これが本来の人間の生命力を駄目にするための努力に過ぎなかった…縄文人は本来人間が持つ可能性を十分に使って、健康で長生きしていました。ほぼ、百歳まで健康寿命があったことは本noteで報告済みです。
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