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日本が進むべき道…半導体ハードの開発競争からは撤退、そして付加価値型ソフト研究開発に重点(新産業政策の提言)

 半導体を含むハードには有効なソフトウェアが無ければ、ただの石
 かつてのマイクロソフトは半導体を設計開発した訳ではなく、これを上手く使って付加価値を創造するソフトウェアでボロ儲けした。
 ソフトウェアは簡単にコピーして多量に売ることが出来る。
 こんな旨い話は無い。メモリーに保管でき、ネット環境で自在に通信によって情報の高速伝達も出来、輸送コストも保管コストも無用
 日本は半導体ハード開発競争から撤退し、ハードをどのように使って価値を創造できるかに、舵を切るべきであろう。
 ハードの開発競争は所詮、先行が強いし、設備投資資本力の勝負である。
 かつて日本が半導体で…という人達も多いが、あれはメモリーという素子だけの話で、大量に作って大量に売るというモデル。
 要は、たいして頭も使わずにセッセとメモリーチップを造り続けたが限界に達し、息が途絶えた。
 こんな物量作戦の競争などにはオサラバして、頭を使うことに軸足を移すべきであろう。
 日本がメモリーの大量生産と言う付加価値が低く、常に競争の嵐の中にいる時に、米国のインテル社は、コンピュータを動かす頭脳にあたるCPU(中央演算装置)を設計開発して、コンピュータを動かすのに必要なキーテクノロジーでぼろ儲けした。
 その時代も終わり、付加価値の高いソフトウェアを如何に開発するかが問われる時代である。
 頭、あたま、アタマ…使っても減らないもので勝負していこう

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