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「派遣社員の雇用」は《企業にとって好都合》でしかない…気付かない失うものの大きさ、と、気づかぬ愚かさ

 正社員はもちろんコストは高くつく。
 しかしこの構造は、実は、『中抜き』そのものである。ある作業の内容を派遣社員に丸投げして(本来必要な)『社会保険料負担分』を抜いているのである。
 正社員はコストをかけても『育てる』『育つ』と言う人材と言う会社の資産になる。
 一方、派遣社員は長期連続雇用はあり得ないので人材と言う資産にもなりえない。
 派遣社員を管理しなければならない正社員は、新人を育てるのではなく、新人を使うことを数年ごとに繰り返し、育てるも無く、同じことを繰り返すだけである。
 短期的に利益になっても長期的にはほとんど利益には繋がっていない。
 日本の経営管理者は極端に近視眼的で価値を理解できない無能者たちに過ぎない。

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