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政治家の世襲は「問題」75%…でも減らないのは地元(地方区)で選出されるから。国民の代表では無いから。

 世襲議員の弊害が多く取り上げられるが、岸田首相を見ても、なんとか自分の子供に箔を付けさせて自らの後継者(世襲議員)にしようと目論んだ。しかし、その器に無い二世たちは世間の嘲笑の対象になり、敢え無く表舞台から消えてしまった。
 そもそも、いくら全国で国民が世襲議員が問題だと思っても、選出されるのは衆議院であれば地元の地方区であり、地元の利益代表として引き継ぐことが期待されるからである。
 要は、権益を守ろうとする地元優先の人達が選挙で勝たせている訳である。
 一旦、国会に現れば、『国民の代表』とばかりにいかにも全国で選ばれたような顔をして地元に有利な政策に奔走し悪さをするからである。
 これは俗に言う、『超・長老議員』も同じである。いくつの歳になろうと地元の利益になる政策を誘導するから、いくら『老害』と全国区で非難しても一向に減らない。
 こうなると、仕組みを変えるしかない。
 議員は、二期で終わり。70才を越えれば定年。再選無し
 一人くらい優秀な高齢者がいても、複数議員が誕生すれば弊害の方が遥かに大きい。現状を見ても容易に理解できる。
 要は、メリットよりもデメリットの方が大きすぎるからである。
 是非、優秀な高齢者は若い議員達の支援に勤しんでもらい、表からは引退して頂く…これが世の道理では無いでしょうか。
 二期で成果を出せない人が居座るのも良くないし、長期に亘る議員は何かしらの権益に結びついている例が多いから。


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