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リモートワーク用チェアの選び方:セイルチェアを4年使ってみた感想

リモートワークが本格化し、急遽自宅用のデスクやチェアを検討している方も多いと思います。そういった方への参考になればよいと思いこの記事を書きました。

なお自分は高校生のときから家具屋に入りびたり、ミッドセンチュリー家具をこずかいを貯めて買う程度には椅子やインテリア好きです。好きなジャンルはミッドセンチュリーモダン、北欧デザイン、バウハウス、です。なので、少し偏った考え方もあるかもしれません。

安価なデスクチェア VS 高価なデスクチェア

先ずここから検討をはじめました。安価なデスクチェアとは、3万円くらい以内で買えてデザインや座りご心地良さそうなものです。楽天市場とかで探すといくらでもあります。でもショールームがあるわけじゃないし、座り心地は試しようがない。またデスクチェアに限らず、椅子は結構なスペースをとるので安価なものを買うと、結局引っ越しのたびに処分となってしまいがちです。過去の私もそうでした。

一方で高校生のときにハーマンミラー社ジョージネルソンデザインのラウンドテーブルを6万で購入したのですが、これは今も(20年以上!)大切に愛用しています。償却年数でいったら非常にコスパよいです。

毎日何十時間と触れ合うものだからこそ本当に気に入ったものを買おう(結果として高価なデスクチェアにしよう)と決めました。

比較検討したチェア

1. ハーマンミラー / アーロンチェア 約20万円

2. ハーマンラー / セイルチェア 約10万円

3. Steelcase / nodeチェア 約8万円

になります。SteelcaseのnodeチェアはIDEOのオフィスにあって一目惚れ。デスクも要らないから省スペースになるのではと思いました。ただデザインの本来の目的と違う使い方になってしまう。また、それなりの金額なのでそれならセイルチェアでいいじゃん、となってすぐ候補から外れました。

またアーロンチェアは予算もさることながら、置くスペースや合わせるデスクの問題で断念。椅子やソファをはじめとする家具あるあるですが、瞬間的にお金をなんとかしても大抵の人には置ける部屋がないという。。

そんなわけでセイルチェア一択に近い形で購入を決めました。2016年2月に購入したので4年近く使っているわけですが、その感想を書いていきます。

よかった点 ①:座り心地

これは言わずもがなですが、4年近く座っていて非常に快適です。長期間/長時間座っていても、臀部や腰が痛くなる・夏場に蒸れる・等の気になるところも全くないです。快適の一言

よかった点 ②:デスクに向き合う時間が圧倒的に増えた

これはセイルチェアに限らず、自分の欲しかったもの・お金をかけたもの・気に入ったデザイン全般に言えますが、所有欲が満たされる=よいチェアを買ったという満足感はデスクに向き合う時間を圧倒的に増やしてくれます。ちょっとした隙間時間でもデスクに向かってしまうのです。これ非常に重要で、習慣も変わるし生産性も爆増です。実はこれが一番よかったかも。

そして、座り心地がいいのでよいサイクルが持続するわけです。

よかった点 ③:丈夫・長持ち(しかも12年保証つき)

4年近く使ってみて、いまのところ不具合や破損、故障ないです。もし万が一壊れてしまっても12年保証(油圧シリンダー2年)ついているので安心です。10年以上使えると思うと圧倒的に安いと思います。

月に20日働くとして12ヶ月×10年で2400日。10万円とすると1日あたり42円程度です。コスパ相当よいと思います。欲しいけどちょっと高いと思っている人はジュース我慢しましょう笑

よかった点 ④:思ったより圧迫感がない / 省スペースでも置きやすい

こちらはアーロンチェアと比較したときの決め手となった点です。アーロンチェアとセイルチェアを比較すると奥行き以外の寸法はそこまで大きく違いがありません。ただセイルチェアは三角形型のシルエットかつ座面の向こう側がみえます。一方でアーロンチェアは逆三角形型で座面がメッシュの為、寸法以上に存在感と圧迫感があると思われます。

インテリアでは家具の高さを抑えるとすっきり広く見えるというのが定石ですが、おそらく同様の効果がセイルチェアにはあり、狭い部屋や省スペースでも置きやすいと思います。

なお自分は6畳の部屋でW112cm D60cm H70cm寸法のデスクと合わせてセイルチェアを使っていますが、おもったよりすっきりみえます。

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アーロンチェアはがんばって20万出して買ったとしても、バランス的に12畳くらいの広さの部屋・大きめのデスクがないとツラいと思って断念しました。そのスペースがある人にはそちらの選択肢もいいかもしれないですね。

悪かった点①:座面にホコリがたまりやすい

一方で悪かった点も1つだけ。座面がラバーっぽい素材なのですが、ここにホコリがたまりやすいです。これは仕方ないので1年1回くらい綿棒とウェットティッシュで掃除すれば問題ないです。(所要時間目安30分)

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まとめ

長い期間効果が持続するものは消費じゃなく投資。一見値段が高くても長期で考え、気に入ったものを買った方が効果が大きい。 結局はここにつきると思います!以下、セイルチェアを購入するポイントです。

カラーはベーシック

引っ越し先でも(環境やインテリアが変わっても)使えるように。また保証期間が残っていれば充分売ることも出来るのでクセがないカラーの方が売りやすいのでおすすめです。

フルアジャストアーム

セイルチェア、アームが高さ調節機能のみのものは1万円近く安いですが、フルアジャストアーム(前後左右調整)は非常に重宝します。そのモデルのなるべくハイエンドを選択するのがポイントです。例えばアーロンチェアでもアームレスなら11万程度で買えますが個人的にはおすすめしません。なぜなら、アームあった方が疲れない、自分の満足度が半減する、また売却しにくい、などです。結果としてコスパ悪くなってしまします。

正規代理店で購入

ハーマンミラーの12年保証も非常に重要なので、気をつけてください。私は楽天市場でポイントアップのタイミングを狙って、こちらの正規代理店、12年保証の店で買いました。

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それでは、快適なリモートワークをお過ごしください。

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