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今朝、思ったこと。

朝、ウォーキングをして自宅近くに帰って来ると、目の前に、何かぶつぶつとひとりで話しながら歩いている女性がいらっしゃいました。何となく苦情を言っているようにみえました。

少し距離をおいて、少しだけ一緒に歩きました。

家に帰って奥さんと、たまに見かける方だよね。と話していました。

昨年の舞台「マカニーとエルド」には、福祉施設、特別支援学校含めて、たくさんの障害がある方々に参加いただきました。

その中の一人、下呂市の特別支援学校の卒業生の女性の方は、ダンスが大好きでノリノリで切れが良く、ダンスも、舞台の演出上の細かな段取りも覚えがよく、

「はい。わかりました」

と元気な声で返事をしてくれて、少し話し方が違うかな。と思ったぐらいで、どこに障がいがあるのかわからないくらいでした。参加いただき嬉しかったです。本番に強く、より生き生きと踊ってくれるので、名古屋公演では最前列で踊ってもらいました。

それが、公演が終わってから、地元の方々から驚きの感想が届きました。

「彼女は、いつも大きな声で何かを叫びながら、鞄をぶんぶん振り回して歩いている方です。ちょっと問題になったような事件もあったくらいです。それがあんなに生き生きと、堂々と踊っている姿を観て驚きました」

そんな内容を何名もの方々から異口同音で。

え。と驚きました。彼女は舞台の稽古中も本番中も、何の問題もなかったどころか、優秀だったくらいです。

それを聞いて、舞台があってよかったなと思いました。全然違う彼女をたくさんの方々に観てもらえたんだし。一緒に何度も汗を流したことを誇りに思えました。

。。で、今朝のウォーキングでお会いした方も、一緒に踊ったら生き生きとしちゃうかもだよねと、奥さんと話していたところです。






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