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■人生の化学反応

事例にもあったように、とにかく行動を起こすことにより、予期せぬ出来事に出会う。そして自分の中に潜んでいた今まで抱いたことのない感情が、突如噴き出してくる。
私たちの日常は偶然に支配されているという。その偶然が突然「化学反応」を起こし、思わぬ方向に私たちを導いてくれることがある。
「行動」が「偶然」を生み、そして「チャンス」にめぐり合う。このサイクルを回すためにはまず行動を起こすことが必要である。
しかし行動を起こすことは簡単なようで難しい。やはり結果を考えてしまうからだ。

歳をとると腰が重くなる。今一歩が踏み出せない。好奇心はあるが身体は動かず、行動できない自分にいら立つ。そして好奇心はだんだん薄れていく。何もしないことに慣れていき、そして認知症にまっしぐら、なんてことになりかねない。
私は「無理なく」「楽しく」をモットーに考えていけばよいと思う。そこに少しだけスパイスとして「役に立つ」を加えることによって、より人生に彩りが増すような気がする。
行動を起こすためには「ちょっとした勇気」があればよい。そして「好奇心を持つ」「楽観的に考える」が加わればさらに良い。
「とにかく行ってみる」「とにかくやってみる」精神で行動を起こすことにより、予期せぬ出来事に出会うことがある。
そうすることを繰り返すことによって、新たな自分の発見に導いてくれる。自分の可能性は自分ではわからない。出会った人から引き出してもらう。
「こんなはずじゃなかったシニアライフ」を送っていた私は、ほんのちょっとしたきっかけから、思ってもみなかった方向に人生が転がり始めた。まさに台本のないドラマである。
「行動」「偶然」「チャンス」のサイクルを回し続けていく先には、また新たな「化学反応」が待っている。「ちょっとした勇気をもって」行動し続けることによって!

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