見出し画像

『「知らなくてもいい事はたくさんある」事を知る』

『「知らなくてもいい事はたくさんある」事を知る』
贅沢なものです、天気が良すぎて困ります。
午前中は、小学生を相手に戸外です。
2007年の私のブログからです。
『08/20/2007 20:00:00
TITLE: 「知らなくてもいい事はたくさんある」事を知る
こんなに情報が氾濫してくると、取り残されることに恐怖感を思えたり、知らないことに劣等意識を持ったり、
或いはいつも後ろから追いかけられているような錯覚に陥るものです。
特に私の様な小心者には時代の進歩が早いと困ったものです。
追いついたと思ったらまた引き離されて。
何時まで経っても距離は縮まらないし、覚えたものは古いものから忘れてしまうし、許容量が決まっているんでしょうか。
最近はデジタルデバイドとか言われて、デジタルを理解できる人と出来ない人の格差が激しくなってきていると言われます。
これは若しかすると所得格差とか地域間格差といわれる以上に大変な問題になるのかもしれません。
今までだって所得格差とか地域間格差は存在してましたし、そんなに恐れるものはなかったようにも思います。
所得格差は勉強や仕事に精を出し頑張れば幾らか解消できましたし、地域間格差は昔はもっと酷かったものです。
だから都会への人口移動が激しさを増し、都会の経済発展がいつかは地方の発展に貢献をしていたものです。
オーバーな言い方をすれば都会と地方の格差を全てが悪いのではなく大きすぎるのは問題ですが幾らかはどんなに世の中が進んでも解消は難しいと思われます。
その為に人口移動だって、物の動きだって加速される訳で、それが無くなれば経済は死んでしまうかもしれません。
活力ある経済活動がなくなればどんな事になるかは歴史が物語っています。
これからは「知らなくてもいい事はたくさんある」ということを知らないと結局は何も知らないと同じ状況になるような事態が来るようにも思います。
知らない事は何処にアクセスすれば必要な分の情報が得られるのか、
知らない事は誰に尋ねれば解決できるのか、
知らない事は本当に自分が知らなくてはいけない事なのか、
情報は自分の頭の中だけにしまっておける時代ではなくなってきました。
情報は共有する時代であって、占有する時代ではなくなりました。
情報の在り処は何処なのか、しっかりした正確の情報を提供してくれる人は誰なのか、
安価ですばやく入手できる手立てを持っているほうが良さそうです。
現代は無秩序、無制限、無防備状態で洪水のように情報が押し寄せます。
何でも知ってやろうなんて思わずに「知らなくてもいい事はたくさんある」ということを肝に銘じておいたほうが良さそうです。
そんな事を自分に言い聞かせてますが幾らか気が楽になりました。』
西日本ビジネス印刷株式会社
代表取締役会長 園田 慶一

いいね!
コメントする
シェア


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?