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『選挙の前に今一度、政治家の資格』

『選挙の前に今一度、政治家の資格』

選挙の前でもありませんが、学びとして。

2600年以上も前の孔子の言葉から引用します。

2007年の私のブログからです。

『07/25/2007 20:00:00

TITLE: 選挙の前に今一度、政治家の資格

平成16年のブログに一度書いたことがありましたが、29日の参議院選挙を控えて改めて政治家の資格を考えてみる事にしました。

2600年前の孔子が政治家の資格について尋ねられて。

「五美を実行し、四悪を排除できれば資格が充分だ」と答えています。

その五美とは?と問われて

「上に立つ者は、人民に恩恵を与えてしかも国庫を乏しくしないこと。

人民を使役してしかも不満を抱かせぬこと。

気宇宏大であってしかも寡欲であること。

泰然としていてしかも傲慢でないこと。

最後に、威厳があってしかも圧迫を感じさせぬこと。この五つがそれだ。」

では、四悪とは何ですか?と問われて

「社会教育をおろそかにしておきながら、

いきなり法律にそむいたといって人民を処罰するやり方、

これを残忍といわずに何といおう。

指導もせずにいて実績をあげろと強制する、

無茶としかいいようがない。

はっきり命令を下さずにいながら、突如として実行を迫る、

それは非道というものだ。

出すべきものもケチケチ出し惜しむもったいぶったやり方、

これが小役人根性である」

今から2600年前の孔子がこんな事を言われたのです。

何時の世も変らないものだと思うのか、

今の時代が余りにも変わりすぎたものだと思うのか。

庶民の政治家に期待するのはやはり変らないのでしょうね。

或いは政治を行う人も所詮は人、私どもと離れた存在ではないのかもしれません。

よく言われる言葉に「政治家も国民のレベル」。

結局は私共の素養とか知識のレベルを上げる事が政治家のレベルを上げる事の成るのでしょうか。

逆に責任転嫁をされているようにも思えますが。』

西日本ビジネス印刷株式会社

代表取締役会長 園田 慶一

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