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『鉄面皮について』

『鉄面皮について』

遅くなりました、ここ数日過去のブログの投稿が

出来ない程、バタバタだったんです。

2007年の私のブログからです。

『04/20/2007 20:00:00

TITLE: 鉄面皮について

昔、と言うと叱られますね、

最近のイギリスの首相、サッチャーさんは「鉄の意思持つ女」として名を馳せました。

確かに沈滞化、低落傾向にあったイギリスの政治や経済、

或いは国の威信もと言ったほうが正しいでしょう、

それらの全てに鉄に意思を持って取り組まれ、

見事に今のイギリス社会へ戻る基盤を作られました。

「イギリス病」と揶揄、誹謗されその凋落振りは産業革命以降の世界を

引っ張る姿を知っている私どもにとっては不可思議な思いさえも持ったものです。

労働党政権から久しぶりに政権奪取した保守党、

しかもイギリス憲政史上初の女性宰相として登場してきました。

そこにはイギリス社会の疲弊仕切った状況を打破したいと願う国民の思いが交錯した結果でしょう。

「働かざるもの食うべからず」を公言してはばからず、強硬な政治姿勢で世界の注目を浴びたものです。

話は違いますが「鉄の顔を持つ男」などという映画もありましたね。

見てませんのでタイトルだけですみません。

話が本題とずれてしまいましたが面の皮が鉄で出来ているんではないかと思わせるほど厚かましい人のことを「鉄面皮」と言いますよね。

ずうずうしい、厚顔無恥そんなことも通じる言葉でしょうか。

私などは赤面症ですから人前に立つ事でさえ憚るタイプですが。

おられますよね、神経が図太いと言うのか、迷惑も顧みないというのか、

人への配慮がないというのか、むしろ人の神経さえも逆なでする人。

冷たいのか、人のことを意識する思いを持ち合わせていないのか。

感情がないのか、体を血が通っているのかさえも疑いたくなるような。

周りにいませんか?そんな人。

冒頭のサッチャーさんは「鉄の意思持つ女」であって、決して「鉄面皮」と言う事ではありませんので誤解をされないように。』

西日本ビジネス印刷株式会社

代表取締役会長 園田 慶一

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