オフ会 Episode 2 サラリー万次郎さん&ポンさん
運命の出会いとはこういう事を言う。
10月初旬
初めてのオフ会を終えた私は、抜け殻のようだった。
これが俗に言うオフ会ロス。
オフ会初めての様子はこちらから
あれから1ヶ月が経ち、オフ会したい熱が自分の中で抑えきれないくらいにたかぶっていた。
そんな時に万次郎さんからのDM。
"東京に行くとしたら休みは取れそうですか?"
"いつ頃なら都合いいですか?"
そんな感じの連絡だったはずだが、オフ会ロスが脳内バグを起こし、1ヶ月も経っているのに正常に戻らなくなり、事の詳細まで覚えていない。
えっ、万次郎さんに会えるの?えっ、ちょっとまって。
その事ですぐに頭はいっぱいになる。
情緒不安定とはこの事なのかもしれない。
そうして、早々と予定を確定させてオフ会の日程を決めた。
同タイミングでポンさんも来れるというミラクルが起こった。
ポンさんは言わずもがなではあるが、Twitterで私のコミュニティを大きくしてくれた恩人の1人。
いわゆるコミュ力(りょく)お化けである。
人との距離の取り方がとてつもなく上手く、サッカーをやっていた私としてはポンさんはメッシかクリスティアーノ・ロナウドのようなものだと理解している。
もはや神だ。
こうして私のTwitterの親友とTwitterの恩人(神)に同時に会える奇跡のオフ会日程が決まった。
そして当日
場所は池袋。フクロウ前
前回のオフ会同様、出会い頭までのスペースを開催した。
集合場所についていた私は、前回と同じ手を使い、その場から離れて集合場所を遠くから見守った。
いつも見つけられるスタンスなので探さない私は、先に見つけたいという衝動に駆られていた。
ただここは池袋。人が多すぎてよくわからない。
そして、イヤホンで話をしてる人も多数いるから、周囲の後退りは感じられなかった。
そんな周囲を気にしながらスペースをしていたら、万次郎さんが現れる!
薄めのサングラス、ロングコートに身をまとい、いい男全快だった。
少し照れくさそうに"ミストさん、でかいっすね"
そうなんです、私はでかいんです。
"万次郎さん、小さいっすね"
なんて言ったかどうかもはや今は記憶がない。
脳内バグが発動する。
スペースしながら、初対面のイケメンに、でも声も人となりも知っている。
目からの情報だけが初めましてなのだ。
そんな混乱してる中、ポンさんも合流する。
劇的に美人さんだった。
"えっ、恥ずかしいw"
言ったかどうかは覚えていない。
何故なら脳内バグ中だからだ。
"じゃあ行きましょうか!"
私は2人を連れて地元感、小慣れ感を出した大人の雰囲気を出してる風にさっそうと歩き出した。
道を間違える。
ぐるっと2人を歩かしてしまい、目的の場所へ到着。
前回のオフ会の失敗を踏まえて今回は個室を選んだ。
やはり正解だった。
話を遮断されず、他に気も散らない環境だ。
飲み物を頼み、イケメン、美女、おじさんで奇跡のオフ会がスタートした。
実際に会うと普段は聞けない面白い話とか、万次郎さんのモノマネを直に聞けたり、臨場スペースを開催していつものコミュニティの仲間達と時間を共有したり…
とても楽しい時間を過ごした。
2件目、3件目と場所を変えつつ、脳内バグは継続中。
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまい、ポンさんの帰宅時間。
"じゃあ、またね"
淡白に帰宅していく。
あっ、えっ、そんなにあっさり帰っていっちゃうの。
終電との戦いもあるし、きっと後ろ髪を引かれていたに違いない。
オフ会1回目の私も終電があり、逆にたろうさんにそう思わせていたのかもと回想する。
そこからは万次郎さんと2人で仕事の話、仕事の話、仕事の話。
脳内バグではない。
私の学生時代を過ごしたラーメン屋さんへ移動して、普段スペースやTwitterでは話せない仕事の話を余す事なくしていた。
色々な共通点があり、人として惹かれて、こんな素晴らしい人にSNSを始めてたった数ヶ月で出会うもんなんだなと少し感慨深かった。
そして、帰宅の時間。
"ミストさん、LINEとか交換しないですか?"
"いいっすよ"
私の返答は、何様のつもりなのだろうか。
今思うと自分からいけよ、と。
かのじ…万次郎さんに言わせるなよ、と。
こうして、SNSからオフ会を通じて友人が1人出来た。
こうして、奇跡のオフ会は終わりを告げ、終電15秒前に乗り込み無事帰路に着いた。
最高に楽しい時間を過ごして、最高な仲間と出会えた事がとても嬉しかった。
そしてオフ会後、度々訪れる、オフ会ロス。
これに効く薬はない。
時間をかけてゆっくり治療するしかないのだ。
そんな事を考えていたら、1通のDMが…
"ミストさん明日自分、長野です!
会えませんか?"
!?
その喋り方は!?
オフ会ロスに効く薬は、オフ会をする事。
この時、私はオフ会ロスの改善方法を学んだ。
次の話はまた今度する事にしましょう。
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