コンサルの内情(就活向け)

みなさん
Missyです。今日はコンサル会社の仕事についてお話したいと思います。
もし、就活生の方がみえましたら、是非読んでいただけると幸いです。

最近、就活生に人気の企業の一つにコンサルティングファームがあります。私が就活したのは2年前の話ですが、その当時もコンサルは人気企業でした。中でも、外資コンサルや日系の大手コンサルは狭き門だったのを覚えています。
コンサルを志望する背景には給与面などの待遇や若いうちからスキルをつけれる。経営のトップと話すことができるなど、様々な理由があると思います。もちろん否定するつもりはありませんが、実際はそんな夢がある仕事でもないのが現実です。以下、3つの観点でお話を進めていきます。

■給与などの待遇面
結論、ほかの職種と比べると高い。が労働時間も長い。
私の同年代の給料を見ていみると確かに人より多くもらっていると思います。しかし、これは残業ありきの話です。労働時間が長い、1日10時間以上は平均して働いており、残業代が出るコンサル会社の場合は、+残業代。出ない会社は基本給に上乗せされているのが実態です。時給でみたら他の職種の方が全然高いなんてことざらにあります。高い給料をもらう代わりに、労働時間を提供しているのです。なぜ残業が多いかはまた別の記事に書きたいと思います。また、福利厚生はほとんどないと思った方がいいです。住宅補助など一切出ないコンサル会社がほとんど。特に外資は。これらの待遇を考えてコンサルに入るか決めた方がいいと思います。

■スキルが身に付くかどうか
コンサルはスキルが身につくとよく言われますが、私は疑問があります。スキルとは何かにもよりますが、パワーポイントやエクセルなどドキュメント作りのスキルをいうのであれば、スキルが身に付くと思います。しかし、経営の知識やマネジメントスキルなどのスキルはそんなにはやくから身につくものではないし、プロジェクトにもよります。正直、他の会社とそれほど変わらないと思います。マネジメントできるのはある程度の年次に関係しますし、経営スキルなんて全く身につきません。あくまで汎用的なスキルがコンサルで身につくスキルです。

■コンサルの次に目指すもの
結論を言いますと、コンサルの転職先はコンサルです。なぜならコンサルで身につく力はコンサル会社にしか当てはまらないことが多いからです。事業会社に転職する人もいますが、多数派はコンサルです。よく、ベンチャーの役員に慣れる、大企業の経営方針を決めるポストにつける、という話はありますが誰もがそんなところに行くわけではありません。優秀な一部のコンサルがそういうポジションに行くのです。私含め、能力が高くないコンサルは他コンサルで一つ上のランクで転職するのが精一杯です。

就活生の皆さん。
コンサルを目指している方も多いですが、もう一度考えてみた方がいいと思います。一生コンサル!と決めている人にはいいかもですが。笑
実際の業務とイメージのギャップがあるかもしれません。(ITばっかりだったり)

みなさんが納得いく、就活ができますように!


ありがとうございました!

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