astronaut300

喜び、嘆き、悩み、呟きを徒然なるままに書いていきます。

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最近の記事

【詩】逃避

眠る事で現実から逃れる事が出来るなら… 「永遠に眠り続けよう」 白い細いリボンのような私の意識は そういって落ちていった もし 逃げきれれば… 落ちた意識はカタチを変えて また別の現実に生きる事が出来るだろうか 永遠の眠りから 永遠に続く現実へ 終わりのない 意識の逃避。

    • 【詩】別れ

      ひとつの 終わった人生が通りすぎていく 暗闇に閉じ込められ 永遠の彼方へ 太陽の溶け込む海へ。

      • 【詩】自信をなくしかけているキミへ

        キミは 自分が間違っているのではないかと自信喪失している。 他人はきっと 自分を異様な存在だと見ているのだろう と、心の深いところで感じている。 でも それを認めたくないのだ。 それを認めてしまっては 今まで積み上げてきたものが 一瞬のうちに崩れ去ってしまうのが分かっているからだ。 だったら 認めなきゃいい。 たとえ他人には異様に見えても キミが認めなければ それは“間違い”でも“異様”でもない “普通”で“あたりまえ”の事でありそして それこそが キミが積

        • ちょっと楽になったかな

          詩を書く場所を探してnoteにたどり着き スキしてくれた(貴重な)方のページから最近「HSP」の事を知りました。 なんとなく聞いた事はあって、もしかしたら自分も?って思っていながら「いやいや違う」と思う自分もいて、それでスルーしてきたのですが、診断テストをしてみようというキッカケをもらいました。 50問近い質問に答えていったところ7〜8割当てはまっていました。 特に聴覚が敏感かと思います・・大きな音、大声、そういえばこんな事がありました。 職場に荷物が届いた時、段ボー

        【詩】逃避

          【詩】ゆうじゅうふだん

          どっちだろう 右か 左か 右に行ったら左が気になるだろうし 左に行ったら右が気になるだろうし 右に行って、戻って左に行ってみても 右のことが気になるだろうし 左に行って、戻って右に行ってみても 左のことが気になるだろうし やっぱり もう少しここに居よう… 日が暮れる。

          【詩】ゆうじゅうふだん

          【詩】音楽薬

          心にしみる…とはこのことだ 遠くにいるキミから届いた音楽が あらゆる部分からしみこんでくる 錠剤を飲み込むように口から喉を通って 塗り薬が浸透するように皮ふを通って 酸素を吸い込むように鼻を通って 身体の中心にたどりつく 音楽がしみわたったなら 今夜はゆっくり休むとしよう そうすれば きっと明日には 明日には 僕の口からも音符が飛び出してくるさ

          【詩】音楽薬

          【詩】任務完了

          夜のヒコーキ雲 満月に現れ 満月を目指し 満月を追い越し そうして夜に帰ってゆく

          【詩】任務完了

          【詩】ローラーコースター

          ローラーコースターに乗ろう ぐるぐる回って 一周してきたら 世界が変わっているかもしれない

          【詩】ローラーコースター

          【詩】コトバ

          あなた… あなたからこぼれてくるコトバは 冬のあたたかい毛布になり 野原をわたる風になり 暗闇を照らす灯りになり 眠りを覚まさせる一杯の水になる でも 忘れないで それが時には 鋭いナイフにもなるということを。

          【詩】コトバ

          昨日の夜は 青くてつめたい空気のなか ヒザをかかえて座っていた。 “床屋の主人はまた カット用のハサミで植木の手入れをしながら 客の来るのを待っているのだろうか…” そんなことを思いながら 今日は一日ぼんやりと過ごしている

          昨日の夜は 青くてつめたい空気のなか ヒザをかかえて座っていた。 “床屋の主人はまた カット用のハサミで植木の手入れをしながら 客の来るのを待っているのだろうか…” そんなことを思いながら 今日は一日ぼんやりと過ごしている

          【詩】サクラサク

          サクラサク公園 自転車デートの学生さん サクラサク公園 宴の場所を確保しようと必死のサラリーマン サクラサク公園 旧い友人に会ったかのようになつかしく微笑むご老人 サクラサク公園 それらを詩に閉じ込めようと悩みながらも無関心を装う僕 サクラ咲き 集うひとびと やわらかな雨に包まれる ーーーーーーーーー ※ 賑やかにお花見も出来ていた頃を懐かしく思い出しながら書いた詩です。

          【詩】サクラサク

          飛びたい

          空を 飛ぶユメを見る… 部屋の窓から飛び立つユメ 雨が降る前のツバメのように低空で街を飛び回るユメ 浮遊霊のようにプカプカと上からみんなを見おろしながら飛んでるユメ ドラゴンのように体をうねらせながら分厚い雲の中を突き進んで飛ぶユメ 「飛びたい」のか (もしくは「逃げたい」のか) テレビ画面の中 飛ぶジェット機に見惚れる 群れなして飛ぶ渡り鳥を目で追いかける 青空に残る飛行機雲にさえジェラシーを感じる 「前世は鳥だった」のか 「じゃあ来世はなんだろうか」 そう

          飛びたい