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撮影をする目的 - セルフポートレート

わたしがセルフポートレートを撮る時
それは

1. 特定の技術を試したいとき
2. 言葉にならない考え・思い・哲学を吐き出したい時
 (表現できない感情が爆発している時)

わたしは何故何故人間で
いつも言葉にならない考えや思いが
どうにも表現できず
それでも思いが膨らみ胸の中で爆発すると
自分を連れ出して撮り塗り刷るのだと思います。

説明がつかない作品
持論・哲学と結びつかない作品を作ることがあまりありません。

そして、このシリーズこそ
わたしがなんのために撮ったのかよくわからないシリーズです。

題して

チュールとはどう映るのか見てみたかったExperiment撮影

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このシリーズは
2019年TOKYO MODELS展で展示をさせていただきました。


この作品にはなんの思い入れがあるの?
と聞かれたら

哲学が伴わないので
展示をさせてもらったことこそが思い入れではないでしょうか。

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セルフポートレートでManual focusをすることは極めて困難です。
どれだけ事前にスタンドインをしてもらっても
一ミリ二ミリもずれない
完璧にあわせた通りのFocusで焦点が合うということは
ほとんどありえません。

Tulleにしかりカーテンでも他の布でもガラスでも
何か越しに人を撮る時
Automatic-focusでは到底撮影できない時もあります。

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Tulleとの撮影はそのExperimentだったのかもしれません。

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