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初の子連れ引っ越しソワソワ日記

です。本当に日記。

臨月に‼️3歳男子連れて‼️
脱サラしたばかりの夫と共に‼️
夫の実家へゆく‼️‼️‼️


私のメンタル、強靭なんか?


さすがに結構参ってる。
身体が思う通りに動かないだけでも相当辛いのに、息子に「ひっこすの、なんで?」「ここのおうち、もどってくるよね?」と、何度も聞かれるたびにイマジナリーちいかわがヤーッ‼️と槍で胸を刺しにくる。痛い。

引っ越すことにした理由は以前書いたのだけど、ほんともういろんな条件が重なりすぎて、それがベストだろうと言わざるを得ない状況だった。

けど、寂しい〜〜〜〜!!!!!
この家は夫と結婚して初めて2人で住んだ。この家でたくさん笑って泣いて、相撲を取った。
息子はこの家で生まれて育った。地域の人たちもあったかくて、たくさん声をかけてくれたし、同じく子育てをする友達もできた。思ひ出がポロッポロのドッバドバである。めっちゃ寂しい。


お腹も巨大だし、夫も忙しい。上の子を抱えている。もう荷造りは諦めて、引っ越し屋さんに梱包から丸々お任せする事にした。なので貴重品や触って欲しくないもの以外は何もまとめていない。めっちゃありがたい。子連れ引っ越しはマジ梱包無理じゃない…?妊娠してなくても無理だわ。

不用品はこれを機に処分しまくるのと、冷蔵庫の中身を空にすることだけ頑張った。あと新居の間取りを一生懸命考えた。
そんな中で、昨日書いたように空間認知能力の低さがポロポロ露呈して驚いた。

ちなみに新居のレイアウトを夫に任せたら、短時間でめっちゃいい感じの図面を書いてくれた。『得手不得手』の『得手』が目の前にあった。


あーあ、家がそのままビョーンと伸ばせればいいのに。ガムみたいに…
あと家賃とか固定資産税とか消滅すればいいのに…


引っ越しギリギリで絵本の定期便『童話館ぶっくくらぶ』さんから7月の絵本が届いた。息子が毎月嬉しそうに開封する。今月はトルストイの「3びきのくま」という本が印象的だった。
私は「ちょい怖」と思ったのだが、息子は「あー!面白かった!」と気に入っていた。

ざっくり言うと、森で迷った女の子が入った家が3匹のくまの家で、そうとは知らず女の子はスープを勝手に飲んだり、椅子を壊したり、ベッドで寝たりと傍若無人の振る舞いをする。それに対してくま一家がキレるという「そらそうなるわ」という話。

最後、くま一家がキレるシーンが結構怖いなと思ったのだが、息子は楽しそうだった。食い入るように絵本を見つめて、私の読み聞かせを聞いていた。


子どもの感性と大人の感性はやっぱり違う。
どこで変わったんだろう、もう思い出せない。


私も息子と同じ3歳で、大阪から三重へお引っ越しをした。

その時どんな気持ちだったとか、大阪でよく一緒に遊んでいたはずの子の名前とか、両親の様子とか、本当に何も思い出せない。

だけど、同じ経験を今からする息子に対して胸がザワザワする。自分の中で沈殿していた記憶や感情が呼び起こされている感覚。

さみしい、不安、だけだとなんだか違う気がする。

理不尽だ、という嘆きと悲しみもあったんじゃないかな。
親の都合で環境が変わる。意味がわからない。納得ができない。しかし無力な自分にはどうすることもできない。親に従うしかない。

同じことを息子にしているのが本当に心苦しい。
きっと両親も同じ苦しみを感じていただろう。


だけど私が生涯ズッ友!と思える友人達に出会えたのは引っ越してからすぐだ。息子にもそんな出会いがあることを心から願う。

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