ハマちゃんの気持ちが、少し分かるようになってきた!
おはようございます。今朝も勢いで書きます。
釣り漫画として人気が高く、また釣り映画としても人気が高い「釣りバカ日誌」。私も、好きな映画で、すべてのシリーズを観ている。
主役は、ご存知、釣り好きなハマちゃん。ハマちゃんが勤める会社の社長スーさんとは、社内では社長と社員という関係が、二人とも好きな釣りとなると、ハマちゃんが師匠、スーさんが弟子という師弟関係となる。
ハマちゃんはとにかく釣り好きで、仕事よりも釣りを優先する生き方。仕事中も釣りのことばかりを考えている。ただ、憎めない人柄で、誰からも好かれる。
さて、釣りは、釣りをしている時も楽しいのだが、釣りをしていないときも楽しさがある。それは、「妄想の楽しさ」と言っていい。釣りをしていないときでも、今度はどこへ釣りに行こうか?から始まり、どんな魚を狙うか、仕掛けはどうするか?と考え、そして、狙いどおりの魚を釣ったあとは、どのようにさばいて、食べるかといったことまで、楽しく妄想をしている。
そして、一度、妄想が始まると止まらなくなる。
私もハマちゃんまでとはいかないまでも、仕事中でも、ふと気づくと釣りのことを考えている。それは、仕事中だけではなく、街を歩いているとき、通勤で電車に乗っているとき、食事をしているとき、少しでも、時間に余裕があると、釣りのことを考えている。
釣りが頭から離れない感じになっている。釣りをするようになって、まだ半年も経っていないからなのか。もう少し釣りに慣れてくると、そのようなことにはならないのか。
しかし、ハマちゃんは、釣りのベテランだが、いつまで経ってもそのようなことはなく、いつも大好きな釣りのことを考えていた。
今は、そんなハマちゃんの気持ちが、少し分かるような気がする。
これまでテニスやランニング、富士山登山、バイク、筋トレと趣味を持ってきたが、釣りほど妄想させるものはなかった。バイクも、妄想型の趣味だと思うが、釣りほど頭から離れないという感覚にはならなかった。
釣りは、考えることが多いのと、やはり成果として分かりやすく”釣果”があるからだろうか。楽しい妄想が、どんどんひろがっていく。寝る時も、釣りのことを考えながら、寝ているような気がする。
ただ、釣りは楽しいのだが、思考のコントロールができなくなると、仕事に支障が出るのではないかと少し怖くもなっている。
釣りは、自己コントロールを破壊する強烈なパワーがある。
もしかすると、とんでもないものにハマってしまったのかもしれない。いつか熱が冷めることを信じて、今日も仕事の合間に釣りの妄想をしよう。
楽しい妄想をして、今日もステキな一日に。