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目標未達かと思ったとき。

おはようございます。今朝も勢いで書きます。

社長は会社の売上(利益)目標を掲げて、社員はその達成を目指して毎日の仕事に向き合う。正面から向き合い、達成を目指して最後まであきらめずに取り組むことに目標を掲げる意味がある。そのようにして目標を達成することで、これまでとは違う自分に出会うことができる。また、多くの社員がそのように目標に向き合うことで、これまでとは違う組織へとなっていく。

目標は自分自身や組織が変化成長をしていくための道具である。会社が永続的に経営を続けていくためには変化成長が欠かせない。それを実現していくために目標を掲げる。

なので目標がなくても変化成長ができるのであれば、目標を掲げる必要はない。

さて、会社での売上目標と言うと、第一に掲げられるのは一年間の目標である。今年の売上目標をいくらにするのか?あるいは、今期の売上目標をいくらにするのか?このような年間目標を掲げることから始まる。

そして、その達成を目指して上半期目標、第一四半期目標、今月の目標といったように期間を短く設定していく。そうして短期間の目標を着実にクリアしていくことで半期や一年間の目標をクリアしていく。

あるいは第一四半期を終えたとき、思うようなペースで進んでいないとすれば残りの期間で挽回をしていくための施策に早めに取り掛かる。

ただ、このようにしていても思うように成果が上がらないときがある。上半期が過ぎるとこれまでの経験と照らし合わせて考えれば、一年間の着地がおよそ見えてくる。

そのときに目標達成が見えるペースで進んでいればいいのだが、問題はそれが厳しそうなときである。ここで2つの道に分かれる。

一つは目標を下方修正する。そして、もう一つはあくまでも一度掲げた目標は変えずに達成を目指して取り組む。

上場企業であれば一度掲げた目標を下げるとなると下方修正を発表しなければいけない。そのため、基本的には目標を下げることはない。その点、未上場企業である中小企業は社長がオーナーであることが多いために、目標を途中で下げることがある。

ただ、それを繰り返していると目標は達成できなくても責められるものではないという空気が生まれる。一度掲げた目標は何が何でも達成しろというのではないが、大事なのは最後まであきらめないことだ。

ただし、本当に大事なのは目標を掲げるところからシビアに考えられているかどうかである。

達成できそうな目標を掲げても意味はない。自分たちの変化成長につながる目標でなければダメだから。

数字を掲げるだけではなく、それを達成していくための戦略や投資、戦術的な取り組みをどこまでシビアに考えられているか。ここが大事なところ。勝つための戦略や取り組みが見えているかどうか。

一度掲げた目標は変えられない。これが当たり前になった会社は強い。

目標達成を目指して今日もステキな一日に。

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