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経営コンサルタントの仕事術”説得力アップ””編

おはようございます。今朝も勢いで書きます。

経営コンサルタントには必要なトーク力がある。それは、説得力あるトークである。特に、コンサルタントの話を聞いた経営者やリーダーが、「よし!それやってみよう!」と思っていただくためのトークが必要。

納得してもらうだけではダメで、それが行動に結びつかなければいけない。どれほどいい話、感動的な話ができたとしても、行動が変わらなければ伝えていないのと一緒である。

経営コンサルタントの仕事は、相手の行動を成果が上がる方向へ変えることである。そのために、相手の行動を変えられる説得力ある内容と話し方が必要。

ただし、これは何も経営コンサルタントだけに必要なものでもないように思う。営業パーソンも、学校の先生にも必要なときがあるだろう。メンバーを率いるリーダーの仕事をしている人にもいるだろうし、子をもつ親にも必要なときがあるはずだ。

そこで、私がそのための方法として使っているのが、PREP法である。それは、
・P=Point(結論)
・R=Reason(理由)
・E=Example(事例)
・P=Point(結論を繰り返す)
で、この順番に話すことで説得力が高まる。

もう20年以上前になるが、当時の私は社内で何年も続けてトップの成績を続けるトップコンサルタントと仕事をすることが多かった。

そのときによく思っていたのが、話す内容は私とそれほど違わないのに、この人が話すと相手の経営者は大きく納得をされ、実行力が高まることだった。

私とその人では実績が違うので、同じ内容でも伝わり方が違ってくるのは当たり前ではあるが、それにしてもなぜこんなにも違いがあるのかと悔しく、不思議にも思っていた。

そこで、どういう話し方、伝え方をしているのかをいつも研究をしていたときに気づいたのが、PREP法である。しかし、そのときはPREP法のことは知らなかった。

私がそのトップコンサルタントの話し方を研究して、発見したように考えていた。オリジナルのノウハウを発見したように思っていたのだ。

それからは私もこの方法を使うようになったのだが、明らかに伝わり方が変わり、相手が納得して実行力が高まるのが分かった。それから、しばらくしてある本を読んでいたときに、PREP法が紹介されていて、以前から説得話法としてノウハウ化されていることを知ったのだ。

ただ、私がPREP法を知らずに、ノウハウ化していた方法が、より実践的なものである。PREP法を意識しなくても確実にPREP法を使える方法だ。それが、必ず次の言葉を使って話すこと。

・まず結論を端的に言う
・なぜなら・・・
・例えば・・・
・要するに(つまり)・・・

結論を言った後に、「なぜなら」、「例えば」、「要するに(つまり)」の言葉を使うようにするのだ。そうすると勝手にPREP法になっている。これが型である。

これを普段の会話からも意識して使うようにする。言いたいことを端的に伝えられるようになるはずだ。ぜひ、お試しあれ!

説得力を高めて今日もステキな一日に。

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