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他社を圧倒する選ばれる理由づくり

おはようございます。今朝も勢いで書きます。

一番店の基本的な戦略は「包み込み」戦略。そして、それを突破しようとして「一点突破」戦略をとるのが、二番店以下の基本的な戦略である。

お店でいえば、二番店においている商品はすべて一番店にもあり、それ以外の商品も一番店にはある状態にするのが一番店戦略である。

そして、そのことは商品展開に限らず「選ばれる理由」づくりでも言える。選ばれる理由とは、なぜ自社を選ぶのが良いのか?お客様が他社ではなく、自社を選ぶ方が良い理由を教えてあげるもの。

ご支援先から選ばれるお店づくりや会社づくりをしたいと言われることが多いが、それをお客様に分かりやすく伝えるものとして7個や10個にまとめていく。

そして、ここでも一番店は包み込み戦略の発想を使う。選ばれる理由でも二番店以下の会社にはないもの言えないことを言っていく。

例えば、これまでの施工実績の数が地域で一番であれば、それを言う。他にも、これまでにメーカーなどが主催するデザインコンテストで数々の表彰実績があれば、それを言う。また、サービスでも他社ではできないような事に取り組んでいるのであれば、それを言う。

但し、すでにこのような実績やサービスがあれば良いのだが、今はまだない場合も、これから何で一番を目指すのかを意識して準備を進めていくことはできる。そして、その実績が積まれてきて一番になったときは、それを選ばれる理由として伝えていく。

実際には、このような考えを持つことなく選ばれる理由を作っている会社が多いのではないだろうか。ひとまず「言えることを挙げておく」みたいなまとめ方で。

なぜなら、ホームページを見ていると選ばれる理由が紹介されている会社も多いのだが、その内容はどの会社でも言えるものになってしまっている。実際に、競合会社と思われるホームページを見たときに、同じようなことが書かれている。

これでは自社が選ばれる理由にはならない。他の会社と同じことを言っているのだから、当たり前だ。

お客様から選ばれる会社になりたいのであれば、自社は何で選ばれる会社を目指すのか?そして、それはお客様が頼みたくなるものなのか?これを考えていくこと。

そして、地域で一番を目指すのであれば、選ばれる理由でも他社を包み込んでしまうこと。圧倒的一番を狙うのであれば、圧倒的な理由づくりを目指すこと。

これも一番店の包み込み戦略である。

自社や自分が選ばれる理由を考えて今日もステキな一日に。

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