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MAGIC曲紹介②

6/14に発売されるNEWアルバム「MAGIC」について書きます!

はやおくんが2回目を更新したので僕も負けじと。笑
前回はアンダワールドのみで終わってしまったのでKnifeのことを書こうと思います。

・Knife
僕は元々グランジやオルタナが好きで。

こういうやつね。
陰鬱とした気持ちを爆発させるような凶暴な音が大好きで。みそっかすの時も何度も挑戦したんですが中々想像通りにはならず…

この「盗賊と賞金稼ぎ」という曲が1番当時の想像には近いですかね。僕なりのグランジ魂を詰め込んだのですがやっぱりポップさが抜けず…(みそっかすはそれが良さでもありました)

当時からキャッチーさがありつつ暴力的であり衝動的であり刹那的であり、ポップすぎずアングラすぎず…みたいな、理想のバランスが頭の中にずっとにありましたが、なかなかそのバランスの曲ができずにモヤモヤしておりました。(7年ぐらい。笑)

ガストバーナーでは理想のバランスの曲がいつかできるだろうなーと薄々感じていましたが割と早くできました。笑
長い間モヤモヤしてた分頭の中の解像度は高くて、スタジオでも自分の理想を具体的に伝えられた気がするし、スムーズでした。それにメンバーの出す音もマインドも完璧で、刹那的で破滅的であるところに4人が一致団結しているのが面白いです。
最初にこのメンバーに声をかけた時にこの曲ができるのは約束されてたんだな、と思いました。

音は刹那的で破滅的なのに歌詞は歳をとってしまった社会不適合者の叫びが詰まっています。
尖ったマインドを持った人が社会に適応しようとするとすごくストレスがたまるからいっそのことそんなマインド捨てた方が楽なんですよね。
ちっぽけなプライドなんか捨てて社会に馴染んでしまった方がよっぽど楽。
でもきっと死ぬ時後悔するだろうな、って思うしそういうものに抗い続けてる時に「生きてる!」って感じます。楽な方楽な方にすすんでも待ってるのはつまらない人生だけですからね。

歳を取れば取るほど社会に抗うのは難しくなるけど絶対丸くなってやるもんか!ってそういう気持ちを歌った曲です。
ガストバーナーのファンの皆さんは生きづらい思いをしながらも一生懸命社会と戦いながら生きてる人ばかりです。
普段の生活で戦って戦ってたまったフラストレーションやストレスをフロアから、ステージからぶつけあってポジティブなエネルギーが生まれるライブハウスという空間は本当に最高の空間です。

「Knife」はそんな空間でこそ輝く曲だと思います。

サブスクあるから聴いてみてね。

お互い鈍く輝きましょう!!!

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