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MAGIC曲紹介③

noteが滞っている間にNEWアルバム「MAGIC」リリースいたしました!
めでたい!!!

と、同時に筆が進まない!この筆不精!筆不精!

3回目はGOODBYEについて書こうとしてたんですが、書き始めたらガストバーナー立ち上げの頃から遡って書いてて、はやおくんを誘ったところまで書いてから「あ、これ一生書き上がらんやつだ」と気付きました。笑
非常に語りたいことはいっぱいあるのですが、ここで全部語ってしまったら、聴いてくれるみんなの想像の余白を取り上げてしまうことになるので、簡単な曲解説にとどめることにしました。

・GOODBYE
この曲はガストバーナー立ち上げの功労者、マイケルの最後に残したリフから作りました。(最後っていうと重く捉えがちだと思うんですが、彼は気分やノリでしれっと帰ってくるし、しれっといなくなるタイプなんであまり気にしないでください。笑)

こういう曲がずっと書きたかったんですよ。
ダンスロックでありつつ、メロディアスなのにクセが強すぎなくて薄すぎもしないやつ。
一言で言うとこの曲はめちゃくちゃバランスがいいです。

僕がメロディを書くとどうしても歌謡曲チックになったり、クセが強すぎたりするんですがマイケルの作ってくれたリフを聴きながら作ったので彼の素晴らしいリフに呼ばれたメロディがついています。

僕はメロディが「呼ばれる」、歌詞に「呼ばれる」などの表現をします。

良いメロディには良いメロディしかつかない、良い歌詞には良いメロディが乗る、良いリフには良いメロディが乗る、などのことをいいます。
(その逆もありますが。笑)

古来よりマイケルと僕が化学反応を起こした曲は名曲が多いです。

例1:マッドシュリンプス

例2:オテントサマ

マイケルはリフメーカー、僕はメロディメーカー。
ただ、マイケルは強いメロディが書けません。
そして僕の作るメロディは強すぎてロック的なリズムにハマらなかったり、歌謡曲になってしまったりします。

お互いのできないところを補完してこの曲の骨組みができました。

スタジオは最初そこまでスムーズにはいかなかったのですが、「もっと破滅的にしよう!」とか「もっとヤバい音で!」とか言ってたらなんだか良い感じになりました。笑
気付いたら僕も叫んでました。笑

多分普通のバンドがこの曲をやっても優等生な佳曲にしかならないと思うんです。
はやおくんの破壊的なドラム、りっちゃんの破滅的なベース(と美しいコーラス)、加納君の情熱的なギターがないとこの曲は完成しませんでした。

そして忘れてはならないのがj'zスタジオのエンジニア、松井さんのドラマチックなミックス。
りっちゃんのコーラスの響き方が神秘的でドラマチックで、楽器の音は破滅的で破壊的で今にも崩れそうなのになぜかまとまってているし、ちゃんと僕の歌も聴こえるという文字通り「MAGIC」のようなミックスでした。

この曲の完成形を聴いた時になんだか気持ちのいい満足感がありました。
「あー、ずっとやりたかったのってこんな曲だ」と思いました。
しばらくは新曲を書く気にもならず穏やかな日々を過ごしていたのですが、いざリリースしてみると思ったより広がらなくて。笑
悔しいやら悲しいやら、でもこれが現実…
今は逆に「もっと良い曲書こう!」という気持ちになってます。笑

まだ聴いてない人は聴いてみてください。
誰がなんと言おうとこの曲は名曲です。


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