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このご時世に発熱すると…

次男3歳(保育園児)が39度の熱を出しました。結果的にはPCR検査も抗原検査もRSウィルスも陰性でした。熱はあがったりさがったり、40度近くいくこともありましたが、4日目には無事に解熱。コロナ感染が広がるこのご時世…発熱すると色々な事が頭をよぎり、対応に追われます。

発熱から病院にかかるまで

我が家の構成は、都内まで通勤している夫(自営業)、在宅ワークの私(妻)、小学生の長男に発熱した3歳の次男です。

朝5時にグズる次男、触るとめっちゃ熱い、熱を計るとと39度。

幸い私の仕事は調整できそうだったので、まずはかかりつけの小児科を調べると…休み。前に行っていた小児科はPCRはやっていない…。

…ってことで、24時間対応している住んでいる自治体の新型コロナウイルス感染症相談センターに電話をしました。

そこで症状を伝え、その日に診てもらえる病院をいくつか紹介してもらいました。丁寧に対応してもらい、子どもの場合は発熱外来に加え、小児科医がいる病院を受診するべきで、そうなるとなかなか選択肢がせばまるという現実を知りました。

しかも、その日が水曜日。水曜日って小児科がお休みのところが多いらしく、発熱外来+小児科の病院は2つしかありませんでした。

教えてもらった情報をもとに、自分でも病院を調べてみると…、

紹介してくれた病院1→いや、小児科ないやん。

紹介してくれた病院2→午後からしかやってないって言ってたけど、午前中もやってるやん。

丁寧に対応してもらったものの、教えてもらった情報に正確さはありませんでした。結局は自分で調べた情報をもとに病院に電話をしました。

朝イチで電話をすると、発熱した時間が夜中以降なら午前中に検査しても結果がでないことがあるため午後の受診を勧められ、それまで自宅待機。

保育園・小学校に電話をかけ事情を説明しお休みさせました。

38度~39度の間で辛そうな次男。子ども用の経口補水液とアイス・ゼリーを食べさせ様子を見ました。

その傍らで元気を持て余す長男…テレビしか見ていないのにお腹が空くらしく、いつも低燃費の長男がおやつに昼ご飯並みのパンを完食したのには驚きました。人間って暇だとお腹すくのかな…

そんなこんなでやり過ごし、午後に病院へ。

発熱外来

いつものかかりつけが休みだったため今回受診したのは初めての病院でした。来院する人も1人ずつ院内に案内され、待合室もパーテーションで区切られていて異様な雰囲気に子どもも何か感じたようでビビっていました。

看護師さんが現れ、保険証を渡そうとすると、
「椅子の上においてください。写真をとるので」と。
あ、そっか私たち今超絶バイキン扱いなんだ…と。笑

その後に完全防備の医師が現れ、その姿に驚いた次男が泣きはじめ、イラついてるご様子のお医者様。なんとか私に抱っこされた状態で診察してもらい、PCR検査で鼻にホジホジされ大号泣の次男。

そりゃ、完全防備の大人に鼻ホジホジされたら恐怖だよね…。

…同時に、消毒作業に分散して来院する患者の対応…リスクを抱えながら医療に従事してくださっている方々には頭が下がる思いでいっぱいでした。

午後3時半くらいに検査をして、PCRの結果は早ければ翌日の夕方、遅くても翌々日の朝には電話で連絡をくれるとの事でした。

診察後は車に戻り、これまた完全防備の薬剤師さんが車まで薬を届けてくれました。9月になって涼しくなりましたが、暑い夏の間もこうして薬を各車まで運んでくれていたんだなー…と思うと、心から1日も早くコロナ以前と同じようにとはいかなくても状況が良くなることを願わずにはいられませんでした。

次の日の夕方にPCR陰性の電話をもらって一安心。

それでも、一旦下がった次男の熱が再び上がり、翌日に近くのかかりつけ(PCRした病院とは別の病院)にPCRは陰性だったので受診したいと連絡すると、2回目のPCRで陽性が出ることもあるので、同じ病院を受診してくださいと言われました。

事情を説明し最初の病院を再診。
発熱から時間がたっているため、今回は抗原検査とRSウィルスの検査で2回鼻をホジホジされ大号泣…。

車で検査結果を待ち、両方陰性と連絡をもらってホッとしすぎて帰宅していたら、病院から「お会計がまだです」との連絡…。ひきかえしました…泣。

その夜、40度まで熱があがり熱性痙攣起こすんじゃないかと心配な夜を過ごしましたが、翌日には無事に解熱しました。

保育園・小学校の対応

各自治体や園、学校によっても対応に差はあるかと思いますが、

保育園は、PCRの検査結果がわかったら連絡をくださいとの事。コロナではなかった場合、解熱後24時間以上たてば登園可能とのことでした。

小学校は、家族で発熱者がでたらPCR検査の結果が出るまでは自宅待機。結果が陰性で本人が元気なら登校可

3月まで長男が通っていた幼稚園では、本人が発熱したら解熱してから4日間は登園しないでくださいと言われていたので、保育園と幼稚園の差なのかなーと思いました。

次男が発熱して思う事

このご時世、家族の誰かが発熱すると、本人が悪化しないかももちろん気にはかかりますが、もっと気になってしまうのが、周りに与える影響…。

気をもむのは子どもの病気だけにしたい、それだけで親も疲弊するのに加え、コロナが広がるこの世の中で家族が発熱すると、心配と対応が倍増でした。

いきなり涼しくなった9月。きっと同じように季節の変わり目と気温差で体調を崩す人、発熱している人は多いんじゃないだろうか。

発熱には敏感にならなければならないのはもちろんですが、もう誰がどこで感染してもおかしくないこの状況で、周囲への影響にまで気をもまなければいけないこの状況に疑問を感じてしまう。

大人数で密着して食べ飲みしてる人が感染したなら非難されてしかるべきだとは思いますが…ここまで感染が広がっていれば、どんなに気をつけていても、夏休みが明けて集団生活をしている子どもが感染してしまうのは仕方ないと言わざるを得ません。

コロナに感染してしまった人を非難するより、心配してほしい。

発熱してしまったときには、周りへの対応に気なんかもまずに、目の前の子どものケアに100%であたりたい。

もし、自分や自分の家族がなってしまったら…そんな想像を働かせることができれば、感染してしまった人も、発熱してしまった人も、無駄な心配やストレスを抱えずにすみます。

こんな状況の中、エッセンシャルワーカーの方たちには頭が下がりっぱなしで、できる感染対策と祈ることしかできませんが、強く強く少しでもコロナ以前の世の中にもどれるように願っています。

看病疲れで愚痴っぽい、自己中心的なnoteになってしまいましたが、ご了承ください…。



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